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2025.03.07
ギャッベミュージアム(ギャッベ美術館)津島移転OPENのお知らせ
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2024.03.05
歪さが魅力 鹿が愛らしいギャッベ
このギャッベ(アマレ サイズ:118x84cm)を初めて見たのは、10枚ぐらいの山積みを、「わ〜ぁ、綺麗ですね〜 (^^♪」 なんて言いながらめくっていた中程の時です。 そして、止まっていた手を再び動かして、まだ下にある3・ 4枚をめくり終えました。 そして2日後…まさかのビックリ!店内中央にこのギャッベが一枚広げて置いてあったのです。「店長〜、これを選んでしまいましたか⤵︎」と心の声が漏れそうでした(大笑) ところがですね、なんやかんやと店内で共に過ごす事20分程。愛おしく感じて来てしまっている自分にビックリ(笑)初めて見た時は、床から50cm程ある山積みの中。今見ているのは、ほぼ床の高さに一枚。そう!これはギャッベあるあるだと思うのですが、見る位置や環境で、表情が変わるんですギャッベは。 そして、美し系と比べて個性系は、人によってはマイナス感から始まる為か、気持ち的な高さ、 振り幅、奥深さの増す度合いが大きくて… 結局いつの間にか心に矢が刺さってしまってる(笑) そしていつの間にか、写真をパシャシャ!!こっちの鹿も、あっちの鹿も可愛いこと可愛いこと。後から思えば、山積みをめくる中で手が止まり、一番長く見てしまっていたという事は、まさかの一目惚れしていたのかも(^^;)是非、生でこのギャッベを見て触ってやって下さい。じわじわと心が潤ってくる時間を実感して頂きたいです。お花も、いい味を出していますし…。皆様のお来店を心よりお待ちしております。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。—————————–
イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2024.01.16
睦月をギャッベで楽しんでみました
今朝の濃尾平野は、少しだけ雪が舞いました。寒いのは苦手ですが(暑いのもですが(^^;))寒くないと出来ない作物や採れない食料もあるはずなので、 自然と共存するためにも、 この寒さは自然の恵みとうけとめようと自分に言い聞かせている最 中です。 さて、前回の写真を撮るために菓子器を探していた際に、随分と久しく目にしていなかった短冊を見つけました。その時、 なんとなく似合いそうな光景が頭に浮かび、 遊び心が芽吹いてしまったので、 お店の壁にギャッベと共に掛けてみました。 GABBEHの本の中に書かれていたのですが、「ギャッベは 楽しい気持ちで織ること それが大切」だと、彼女たちは教え、伝えているそうです。「彼女たちは 何もない広漠とした大自然の中で 限られたものを生かし たくましく 誇りを持って生きている」とも書かれていました。一見ネガティブになりそうな状況でも、ポジティブに考え直し、それを楽しんでしまうにはハードルの高い場合もありますが、 心の持ち方次第で幸せって左右されるってことでしょうか。 私の遊び心を、ほんのちょっとだけ参考にして頂きつつ(笑)、皆様の色々な楽しみ方も教えて頂きたいな〜(^。^) 私、雑談大好きです(^_^*)雑談データは、真剣なギャッベ選びの貴重な情報になりますので是非!(^^)! 皆様のお来店を、心よりお待ちしております。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.12.26
一枚のギャッベに宿る『月』の神秘なエネルギー
昨日の18時ごろ、偶然空を見上げたら、丸々とした月がとっても
綺麗でした。
月って、心を浄化しつつ、静かに新しいエネルギーを注いでくれているような気がするので、私は好きです。
雲も無く、空気が澄んでいたので、夏や秋の頃とはまた違った美しい月を、日本中、世界中で同じ月を見ている人がきっと居ると思い ながら10秒ほど(長々と眺めるには、 少々寒さがこたえましたので^^;)堪能させてもらいました。 さて、そこで今回は、『月』繋がりのギャッベをご紹介させていた
だきます。 まず、山が月に照らされている感じに気づいていただけるかと思い
ます。
そして夜空を表すにも、暗すぎず、むしろ明るい様々な色加減のブルーグレーで織り込まれています。
さらに、“山と山の境界線”と“風景の縁取りの、その外側”に、同じブルーグレーの色味が織り込まれれいることで、夜空との繋 がりがうまれ、静けさと共に、月の光が持つ神秘的な美しさが上手 く表現されている一枚に成っていると思います。 高い山の麓に織り込まれているのは、テントでしょうか。
また、山岳地帯のイランに、これほど青々と茂った緑の山は実際には無いだろうと推察しつつも、 手前に緑色を持ってくることによって、人と土地の生命力が伝わっ てくると思いませんか。 さらに、夜の風景ということもあるのかもしれませんが、広めの外
枠を、かなり落ち着いた色目のグレーで織り込んであります。 しかし、そこに華やかで柔らかな花模様を織り込むことによって、 ギャッベでありながらも、『明と暗』そして『山の折れ線と月の丸 み』の双方が引き立ち合った一枚の絵のように仕上げてあるギャッ ベ( カシュクリランドスケープ サイズ:97×64cm)です。 お天気が良くても悪くても、暑くても寒くても…
神秘の月の光に映し出される風景を愉しみながら、エネルギーを身体に取り込んでいただける絵のようなこのギャッベ…ご自宅にいかがですか。 調べたところ、明日は満月。コールドムーンと呼ばれているそうで
す。
よく見える、良いお天気だと良いですね。
そして、月が織り込まれたギャッベの事を思い出していただけたら幸いです。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.12.19
ギャッベの中にサンタが隠れてる?
12月に入ったばかりの頃でしょうか…お越し頂いたお客様が、 クルクルと店内を廻りながらギャッベをご覧頂いてた際に、「 これはサンタクロース?」とのお声を頂戴しました。 正直、一瞬ビックリ!そしてハッとしました。なにしろ、私の頭の中で、イラン生まれのギャッベに宗教の違うサンタクロースは一致する感 覚が無かったものですから。 丁度その時は、別のギャッベの女の子の紋様を眺めながら、「名古屋のナナちゃん人形に似てませんか? 織り込まれている紋様にはそれぞれ意味があるのですが、 いろいろな風に見えたりするのもギャッベの楽しいところですよね 。」な〜 んて話をさせて頂いていた時だったと記憶しているのですが、 そんな事を口で言いながら、 いつの間にか先入観で発想が凝り固まっていた自分に気がつきまし た。反省です(^_^;) クリスマスまで残すところ1週間足らず。度々クリスマスソングも耳にされているかと思いますので、是非クリスマスソングを脳内で再生しながら、このギャッベの写真をご覧下さい。 X’masのXと雪が散らばり、トナカイも待機し、
帽子からお鼻にかけて十字架があるような無いような。それぞれ、 可愛い目をされていますので、「 推しのサンタさんを見つけて下さい」とまで言いたくなりました(^ .^) このギャッベ(カシュクリ サイズ:138×54cm)を、本来の織りの向きから見ると、“
終わることなく幸せが続きます様に” との願いが込められた『Xの紋様』に、” 暮らしの安定と子孫繁栄”を願った『鹿の紋様』。そして、 散りばめられた『お花』と共に、 このギャッベの主役の『生命の樹』が、織子さんの手によって織り込まれています。 ”樹が伸びる先は神様の空であり、その木の根元で健やかな成長と長寿を願えられる幸せな暮らしがし たい。”という意味の『生命の樹』。 このギャッベを見ていると、込められている想いは、幸せを願ったり噛みしめたりしながらサンタさんのプレゼントを楽 しみに過ごす日本のクリスマスも、 本来キリストの降誕祭としてのクリスマスも、そして織子さんの願いも、基本的には宗教を超えて同じなんだよねと思えてきました。 ですから…先日のお客様の目に映っっていたのは正に…サンタクロース! この季節、それが正解だったと思います(^-^)ついでに出てきてしまったクリスマスグッズを、少しだけ今年はリビン グに飾りましたので、いま我が家は華やいでいます。 ちょっとしたきっかけに感謝です。 皆様も、楽しいクリスマスをお迎え下さい。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.12.04
『小さな木』と『幻想的な青い池』
11月上旬、誘われるかのように新聞の下帯が目にとまりました。それは、『小さな木』という絵本の紹介でした。もう職業病かもしれません。(笑)…その時、その表紙絵を見て、2枚のギャッベが、私の頭に浮かんでしまいました。 絵本の内容をネットで検索したところ、お話の内容が、
これまた浮かんでしまったギャッベと重なりそうなストーリーで。 その上、新刊となっているものの、 なぜか以前にこんな内容のお話を読んだ気がして。 1日2日経ったももの、やっぱり気になったので、 図書館と本屋さんへ向かってしまいました。(^^) その1週間ぐらい経った頃、テレビで“北海道の『青い池』が今年は青くならない”というニュースを見ました。 「例年なら、
こんな風に…」と、何枚かの美しい写真が放映されていたのですが… その『幻想的な青い池』の写真(ネットで検索すると、 四季折々で虜になってしまいそうな美しい写真が、公式サイト以外にも沢山アップされていました。)を見て、 あの時浮かんでしまったギャッベの1枚の方が、 私の頭にまた浮かんでしまいました。(^^) さあ、それからが大変!季節柄ということもあると思うのですが…
『オレンジ色の火が揺らぐ暖炉の横に、クリスマスツリーがある部屋の 中央。このギャッベの上で、ほんわかと絵本を読む光景』が、 度々回想されてしまって…私の妄想です(汗) ただ、最近よく思います。ギャッベって不思議な力が有るなと。行ったことのない場所や経験していない光景までも、脳裏に浮かばせてしまう。心を魅了し、顔をにこやかにしてしまう。 使う人にとって、そこが好きなところになる。季節の移り変わりが時の積み重ねになり、実際に映るギャッベの上の光景も、 きっと厚みが増した素敵な光景に育って行くのでしょうね。 私の妄想はさておき、これからこのギャッベの上で、どんな素敵な時が育っていくのか、羨ましくもあり、楽しみでもあります。 たぶん織子さんも、 そんな楽しみな気持ちで織っていらっしゃるから、 そこに不思議な力が宿ってくるのかもしれませんね。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.11.14
店外イベント会場へ搬送の準備をし始めました
11/17(金) 18(土) 19(日)、
ギャラリエアピタ知立店 東館1Fにて『ゾランヴァリ ギャッベ絨毯 展示即売会』を催すに差し当たり、
明日、明後日は当店が定休日の為、 本日ご来店頂くお客様にご迷惑をお掛けしない範囲で、 荷造りを始めました。(今は、夕方まで荷造り一休み中です(^^ )) 今年6月、久しぶりの店外イベント第1弾として、ギャラリエアピタ知立店さんで展示即売会を催させて頂きました。 お陰様で、好評のイベントとなりまして、 ご来場いただいた方々に御礼申し上げます。 9月の新作入荷後、10月のイオンタウン名西に続く店外イベントになります。 また、今回も各サイズ毎に目玉ご奉仕品をご用意するに差し当たり、どのギャッベにするか決まりました。そもそも、ご奉仕品の選別はどうゆう基準なのかとタネをあかしますと… 店長の”その時の気分”です! 多分(笑笑)以前は、計算機片手に値札タグと睨めっこしていた姿が有りましたが、 最近は、(あくまで私の目に映る姿ですが) 苦悩を吹っ切ったかのあのスピード感は、『気分!特に訳は無し! 』と見受けています。 というのも…ご来店ご来場頂くお客様は、ご奉仕品だからという理由でギャッベを選ばれないからです。 皆さま、『 この世の中に一枚として同じものがないギャッベと運命の出会い』 の末、ご購入を決められています。 ですからご奉仕価格数字を冷や汗と共に絞り出すのは、 あまり意味がないと悟ったのではないかと(^^) ただ…『出会ってしまった』もしくは『出会うことができた』その一枚が、たまたま偶然にもご奉仕価格になっていたら… それは『そのギャッベも、どうしても出会ったあなたの元へ行きたい』 と願っているという事ではないでしょうか。
ですから、それはそれで、『滅茶苦茶ラッキー!』と受け止めて頂けれは、 店長の気分は”清水の舞台から飛び降りつつも晴れやかになっている”と思います。 今日の閉店間近になった頃、店長に選ばれた沢山のギャッベが搬送用に梱包されていくと思います。 ご奉仕品タグが付けられたギャッベには、「あなたには何一つ落ち度があった訳じゃないからね。単なる偶然だから。でもチャンスでもあるから。 あなたが一緒に帰りたい人を見つけたら、あなたの持つ美しさと運の良さを猛アピールするんだよ」 と声をかけて送り出そうと思っています。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.09.19
店外イベントに先駆けて 14日間店内イベント開催
今年の秋、最初の連休は、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
私は、線状降水帯による局所的豪雨を体験してしまい、近年テレビニュースで見る『道路で車が浸水しかかっている状態』 が他人事ではないことを実感してしまいました。備えは必要だなと思うと同時に、せめて残りの連休は穏やかな秋晴れになるといいなと思っています。 さて、今年の秋の連休は3週間に分散していますね。そこで、当店ギャッベミュージアムでは、中盤と後半の連休を含む9/22(金)〜10/9(月・祝)に、『ゾランヴァリ ギャッベ絨毯展』を開催いたします。当店では、以前のようにショッピングセンターさんなどでの店外イベントを復活させ ましたので、 その際は沢山のギャッベを会場へ持ち出すことになります。 せっかく御来店いただいても店内にギャッベが少ない可能性もあり ます。 それゆえ、それに先駆け、今回は店内イベントを14日間開催することにしました。 新作も入荷し、当日は様々なサイズ・色・模様のギャッベがお客様をお待ちしています。各サイズごとに目玉ご奉仕品もご用意しました。更に、ご来場特典としてプレゼントもご用意しております。秋の連休を利用して、ぜひ広い店内で、焦らずゆっくりとご覧いただきたく、皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.09.05
ギャッベバッグは文様の宝庫
今回ご紹介するギャッベバッグ(サイズ:31×36cm)は、周
りに飾りが付いていないシンプルバージョンです。 バッグになってしまっていると、壁に飾るのみと思われがちですが
、ミニギャッベを椅子に敷いたり、 座布団にされたりするのと同様、このギャッベバッグも敷物として 扱われるのも素敵だと思います。 特に、オールドギャッベ好きの方だけでなく、ギャッベをファースト
トライされたい方にもおススメしたい一枚です。 メインはスカラベ文様。
古代エジプト人が太陽の神ケペリの化身とした甲虫のフンコロガシを形どったものと言う説もあれば、羊の角とか蠍という説もある様 です。 周りの空いているスペースに小さな文様をちりばめ、部族文様でま
とめあげられれいます。 裏はキリムを使ってあるので、滑り止めにもなります。そして真夏
などは、こちらを表にして敷かれてもさっぱり感があるかと思いま す。 とにかく、オールドならでは文様が、この小さな一枚に凝縮されています。
お店を探して立ち寄って下さるお客様は、織物をよ〜くご存知で!
文様のお話だけでなく、使い方など色々と教えて頂けるので私は嬉しい限りです。 以前オールドギャッベ好きのお客様に、「棚の上にコースターの様
に敷きたいので、小さいサイズを探してます」 と伺ったこともあります。 オールドギャッベをテーブルや棚に敷いたり、椅子に敷いたりする
為に小さく切ると…柄行きは損なわれるので先ず勿体ない。あり得ない。
また金額的にも、例えば180×120cmのギャッベを30個に切り分けたとすると…バッグ1個の方が多分お値打ち。
ギャッベバッグを扱っているお店は意外と少ないらしく、そんな事を、山の様に積まれたギャッベバックの中からお好みの一枚を探しつつ、ギャッベ話に花を咲かせる時間はとても楽しいです。
そしてお客様にとっても、選ばれたバッグを見ながら、楽しい記憶の1つになっていたら幸いと思っています。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。—————————–
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2023.06.16
七変化を楽しめるギャッベ
本日6/16より、ギャラリエアピタ知立店 東館 1階にて、展示即売会を開催しておりますが、その特設会場にある
一枚のギャッベをご紹介いたします。 ブルー系グラデーションのギャッベ(カシュクリ サイズ:152×103cm)は、5月から6月にかけての、私の
”気分の目“で見ると、空が思い浮かんだりしているギャッベです 。 実は、このギャッベを始めて見たときは、「なんてドンヨリ曇った
色なんだろう」と思ってしまいました(笑) しかし、ある時、積み上げてあった中から別の一枚をピックアップ
するために、このギャッベを一旦別の場所に置いたところ…「なん て清々しい色なんだろ〜」と発見してしまいました。 その後、しばらく、同サイズの山積みに戻さず、一枚単独で四方か
ら眺められる場所に展示していたのですが、湖畔の水面の様に見え ることもあれば、流れている川の様な時もありました。雨音が影響していたかもしれません。 表面を撫でていると、ふっくらと柔らかい優しさが伝わってくるの
ですが、それは単に織りの力だけではなく、微妙に織り込まれてい るピンク色の毛が気づかないレベルでありながらも視覚的に働いて いるように思います。 これから7月8月と季節が移り行くと、海のように見えるのかも…。
「あ〜、雪のパターンもあるかな〜」と思ったり、「霞掛かった朝方の雰囲気も出してくるのではないか」と期待をしたり…。 薄緑色もいい仕事をしていますからね〜。 時々、ギャッベの光マジックについてお話をしますが、シンプルな
模様ほど、時折々、場所折々で、感じる変化が大きくて驚かされます。
その上、主役として凛としている時もあれば、脇役としてお部屋にある物を 引き立ててくれたりと、まさに七変化する代表のような一枚です。 季節がら、「紫陽花が似合う?いやいや、紫陽花のよう?」とか思
いながら、視線を落として眺めていたら…「あ〜、ギャッベの奥の あの辺りに虹が現れたら素敵だろな〜」と発想しつつも、 なぜか判りませんが、紅茶が無性に飲みたくなってきた私です( 笑笑) また、山積みの中の一枚に戻ったら、ドンヨリとした発色をしてい
るかもしれませんが、気にして見て頂けたら幸いです。 裏も見てあげて下さいね。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.06.09
羊毛って獣臭がするんじゃない?と、ご心配の方へ
最近、「紫陽花と薔薇の花が綺麗だな~」と思いながら出勤しております。
ただ、6月に入り、梅雨も本番。その上、線状降水帯の心配も加わり、雨雲レーダーを見る機会も増えたこの頃ですが、湿気を感じる日には、以前お越しいただいたお客様が呟かれたお言葉を思い出し、「こんな日にこそお立ち寄り頂きたい」と思うことがあります。お二人でお立ち寄り頂いたお客様のおひとかたが、「羊毛って獣臭がするんじゃない?」と呟かれたお言葉に、こんな日なら実際に検証して頂けるのにと思うからです。
調べたところ、においを発する原因は、湿度の高い季節、羊毛が湿気を取り込むからだそうです。
ただ、これはデメリット?
自然素材には、湿気を吸ったり吐いたりするはたらきがあります。
近年日本の住宅では、壁に珪藻土などを改めて取り入れたり、湿度の高い日本の気候でも過ごしやすくする工夫がされています。
そして羊毛には、湿度を60%に保とうとする性質があり、湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時には吐き出してくれる発散性効果を備えているそうで、むしろこれはメリットと思います。
しかし、そうは言っても、実際に嫌な臭いがしてしまっては、せっかくのくつろぎの場所が残念なことになってしまいますよね。
そこで、
“におう”事を前提に考えると、
一番“におう”梅雨時に、どんなにおいがするのか・・・この時期にこそ検証して頂けたらと思うのです。
ギャッベの“におい”が 0(ゼロ)とは申しません。
物には必ず“におい”は有るものですから。その“におい”の質とレベルで、
“匂い”と感じるか“臭い”と感じるか、
そして、全く気にならないか・・・。それにはきっと、個人差がありますよね。
そしてまた、ギャッベ1枚1枚にも個差があります。
ギャッベは、一枚一枚が別物です。織りだけでなく、においに於いても同じ物はないと思います。
だからこそ、実物をみて頂きたいのです!
ある意味、この季節は、せっかくのチャンスです!
多分、全く気にならない方がほとんどとは思うのですが、
1枚1枚の感触を、この季節に是非確認して頂きたく、お越し頂けるのをお待ちしております。ギャッベは丈夫です。きっとこれから長いお付き合いになります。
ですから、心配事は是非クリアして頂きたいです❣
ただ・・・
多分、美しさや手触りの感触の方が、もっと気になって興味が湧いてしまう結果になるとは思いますが・・・(^^;)
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.03.28
古道 信長街道へ当店からの帰り道にお寄り下さい
『道』
イランで作られるギャッベも、道を通って当店へやって来ます。そして、お客様への元へも道を通って…。
『道』を追求しようとすると、“広すぎ・奥深すぎ“る、哲学分野になってしまいますが、最近『古道』が少々ブームに成っているようですので、ちょっとそこに触れてみようと思います。
この道はかつて若き織田信長(19歳ぐらいのころ)が、清洲攻めの時に通った道だと伝えられています。
蟹江町須成の善敬寺から清洲に通じるこの道は、蟹江城に通じる重要な道でもあるので、信長街道と呼ぶようになったそうです。
鎧や兜で身を固めた武将や足軽たちが意気揚々と早馬や早足で通過していっただろうと想像されますね。信長死後、天正12年(1584)、「小牧長久手の戦い」の最終戦(雪辱戦)である「蟹江合戦」では、蟹江の変の急報を清洲城で受けた徳川家康は、松葉砦から戸田へ本陣を移す時に須成に立ち寄り、須成神社神官寺西三郎大夫に対して、「此須成村、剣宮ノ社二寺西三郎大夫ト云フ者アリ此者、蟹江二烟リ先キ見ユルニヨリ、是ハ、只事ナラズトテ、須成辺ノ百姓共混乱スクレバ、右社人神前ニ参リ、幣ヲ取テ念ジケル其処ヘ、神君御通リ、掛カリ御覧有リテ、汝ハ何ヲ念ズルト、上意アリ、右社人申上ケレハ、蟹江二烟先キ相見エ候故、此所何卒異変ノナキ様ニ念ジ奉リシト申上グル夫ハ奇特ナ存念、其方ハ蟹江ノ案内可仕ト有リテ、則チ御案内申上グル、此社人蟹江ノ北、今村迄奉送・・・」と、問いかけた記述もあるそうです。(ちょっと私には難しすぎて読み取れませんが(笑))
家康が天下を取ったのは、「蟹江合戦に勝利したからである」との評価もあり、この古道は、信長・家康にとって縁起の良い「出世街道」とも言われているそうです。
さて、この信長街道を出発してほどなく、冨吉建速神社・八劔社と龍照院あります。
こちらの方も調べてみました。天平5年に創建、木曽義仲が再建、織田信長が社殿を造営し。豊臣秀吉や徳川家康なども参拝し、この神社に寄進を行っており、秀吉お手植えの銀杏の木があるとか。
室町から鎌倉・戦国時代と、大河ドラマでも名を馳す超有名な人たちが、この道を通ったのかと思うと、歴史オタクではない私にも、歴史ロマンのかけらが降臨したようで。これは行ってみようかなと思っていた矢先、先週からの雨も上がり、桜陽気に誘われて・・・行ってきました。
実際に行ってみたら、昔ながらの道なので私の車で通り抜けるには無理があることが判りました。しかし、道沿いには寺社や酒蔵もありますので、歴史ロマン好きで、ギャッベ好きの方には、当店に来ていただいたついでに、車を停めてテクテク歩かれるのも良いのではないかと思います。その折には、お帰りの際にお気兼ねなくお声がけ下さい。
ちなみにギャッベは、およそ3000年前から遊牧民の暮らしに根付いていたと言われています。信長が生きた西暦1500年ころのイラン・サファヴィー朝のころには、日常的に使う生活道具である為、ここ4・50年のギャッベ人気からすると、全く評価されていませんでしたが、どんなギャッベが織られていたのでしょうね。色々な道を通って通って…この日本のどこかに、もしかしたらたどり着いていたかもしれませんね。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.02.14
ハートが詰まったギャッベ
今日はバレンタインデーなので、このギャッベ(アマレ サイズ:185×124㎝)を選んでみました。
情熱の赤色ではなく、春を告げるかのような黄色いギャッベです。
先ずは、ともかく鹿さん達が楽しそう。
そして仲睦まじそうじゃないですか? 季節が移り変わる時間を、共に”ほんわか”と過ごす時間は、とてもゆっく
り進み、きっと心が癒されると思います。 そして、周りを囲む狼の足跡。いや、これは狼の足跡とか、
お花とか言う次元ではなく、 四つ葉のクローバーのような♡♡♡♡が一杯溢れていると言う方 があっているかもしれません。 アップで見たら、まさにハートに見えますよね。
裏に控える
ゾランヴァリのライオンさんも、 どことなくヤキモチ焼いてそうなくらい、 ハートが散らばっていますでしょ(*^-^*) 最近のバレンタインは、『
なんとなく義理チョコみたいな』のはもとより、『 熱い想いを伝える』パターンよりも、『 自分へのご褒美』や『家族のため』にチョコを買われるパターンの方が高 いとか。
私も自分チョコのためになら、色々なお店へ足も運びます(笑)
ギャベも『自分へのご褒美』や、『家族の事を思って』購入される方が多いので、自分にとって、 又家族にとっての『いいもの』『趣味にあうもの』を探すのも楽しいですよね。 ギャッベミュージアムでは、文様に留まることなく、
織り子さんたちのハートが詰まったギャッベばかりを揃えています 。
そのギャッベに、更にお客様のハートが合わさったら・・・「嬉しいなぁ~幸せだなぁ〜。」そんな気持ちで、今日も皆様の御来店をお待ちしている次第です。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。—————————–
イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2023.02.07
ギャッベで温かく華のある玄関に
春よ来い!
節分が過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続いてますね。
素敵なこともたくさんある冬ですが、花の咲く春が早く来ないかなと思っておいでの方も多いと思います。屋外では、蝋梅や水仙の花を見かけるようにはなりました。
ただ、お部屋や玄関にいっぱい花を飾ろうと思うと、どうしても花屋さんで購入したハウス育ちの花になってしまうこの季節ですが、敷物に花模様があしらわれていると、あえて花が飾ってなくても華やぎますよね。今回ご紹介するギャッベ(アマレ サイズ:97×63㎝)は、色だけでなく、”素朴なギャッベだからこそ感じられる温かさ”にも注目して頂きたい玄関マットサイズの一枚です。
まず3本の生命の樹に咲く賑やかな花たち。
ゴージャスではありませんが、目から高揚させてくれる華やかさがあります。よく見ると、花の花弁は狼の足跡の文様になっていますので、魔除けのためのセキュリティー対策もバッチリですね。
また、草木染ならではの複雑な色合いの糸を使いつつも、はっきりと境界線が判るグラデーションが、このサイズなのに大地の奥行を感じさせてくれます。
その大地に生えている木の間を、のんびりと歩く鹿たち。
家族円満を象徴しているかのように、ほんわかしています。鹿か山羊かと問われると明言できない私ですが・・・可愛いですよね(*^-^*)
単にカワイイと言うのではなく、安っぽくない可愛らしさが魅力的です。あれ?
あれれ?・・・
中央を歩く鹿さんたち・・・足が・・・?
6本?? 8本??? (笑笑)
とりあえず、2匹並んで歩いているとでも解釈しておきましょうか(^。^)
こんな感じでちょっと笑えちゃうのも、魅力のひとつです。
そして、そんな時の笑顔から感じる温かさは、実際の春の気温よりも温かいかもしれません。 ところで、
ちょうど一年前は冬季オリンピックの最中で、世界中に高揚と笑顔が溢れていました。
その数日後に戦争が起きるなんて思いもせず、私は各国の選手が己と闘っている姿に拍手を送っていました。
せめて一年が過ぎてしまう前に、世界中の人の心に春が来てほしい。
少々飛躍し過ぎかもしれませんが、ギャッベを見ながら思います。
ギャッベ自体、幸せになる願いが込められた織物なので、そう思ったのかもしれません。春よ来い!早く来い!
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。—————————–
イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2022.11.21
小さなお客様へ おあずかりしているものがございます
10月下旬、図書館からの帰りでしたでしょうか。お母様と一緒にお立ちより下さった小さなお客様。
その節は、カッコイイ色紙細工の遊び方について色々教えて頂き、ありがとうございました。その時の大切な色紙細工がお忘れになられていたので、現在お店にてお預かりさせて頂いております。
帰りぎわ2階の階段から降りる際、小さなお客様が差し出してくださった手。
その手を見ただけでも感動してしまったのですが、その手を掴んだら・・・あまりにもフワッフワな“お手て”の感触に思わず舞い上がってしまいました。
お見送りした後も、「可愛い~ まさに天使の手~ フッワフワなのよ~ふわっふわ♡」と言いながら、スタッフと一緒にルンルンさせていただきました(^^♪そのルンルンしていた時間ロスのせいか、お客様がお帰りの後2階に戻り、ギャッベの上で同化していた色紙細工に気づきはしたのですが、時すでに遅し・・・お車の出発に間に合わず、お返しすることが出来ませんでしたことお詫びいたします。
実は、お預かりしている物のご連絡ついでと言っては何なのですが、ギャッベ以上の、あの“お手ての感触をもう一度“との図々しい思いから掲載させて頂きました。
更についでと言っては何なのですが(汗)、
現在『秋のギャッベ絨毯展』を28日まで開催しており、ご来場のお客様にはキリムのコースターマットをプレゼントしておりますので、ついでのついでに、お二人でまた寄って頂けたら幸いと存じます。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2022.10.01
イラン研修行ってきました!! ~ギャッベ・ペルシャを知るために~ 25日 NO.1
こんにちは。
ギャッベミュージアム 担当大鹿です。
更新が遅れて申し訳ありません(汗)
今回はクムの有名工房(シルク絨毯)のご紹介をしていきたいと思います!
最初に訪れたのは、ジェッディ工房さんです。
独特な色使いのとても綺麗なシルク絨毯。見ているだけで幸せな気分になります。
緑が映えるメダリオンのシルク絨毯。写真だと伝わりにくいですが、緑の中に植物のデザインが施されており
上下部分にライオンがいます。
何とも言えない紫の絨毯。メダリオン絨毯で花のデザインがとても綺麗です。
クムの工房でも記念写真を撮らせてもらいました。親子ともとてもやさしい笑顔で迎えてくれました^^
貴重な体験をありがとうございました!
次に訪れたのはジャムシディ工房さんです!
絨毯を見てもらえれば分かりますが、とても独創的で一般受けはしない。
しかし、とてもエレガントな絨毯の数々を作っている工房です!(私の率直な感想ですが・・・。)
好きな人はこれ以外考えられないというレベルに達すると思います^^
お邪魔させてもらってまず目に入ったのは、テーブルの上に積まれたシルク絨毯の数々。いっぱい用意してくれてました!
シルク絨毯はとても高価なのでタペストリーやテーブルに置いて飾れるくらいの小さい物が多かったです。
小さいサイズの絨毯。色使いがもの凄く個性的でセンスを感じます。フィールド部分の色のグラデーション具合が最高でした。
色々な小さいサイズを並べて同行された社長さん達が真剣な目で選んでいました。
沢山見せてくれたのでここでは個人的に独特で載せたいものを載せて行きます。
最初は見事な花瓶文様(ゴルダーニー)。フィールドが黒色でカラフルな花がとても映えます。
メダリオンに花瓶文様まで入った絨毯。フィールド部分の統一されていない青がまるで水のようです。
こちらもメダリオン絨毯。独特なのはフィールド部分がボーダー部分からはみ出しておりなんとも不思議な雰囲気を出しています。
大きな花瓶の様なシャンデリアの様な細かいデザインの絨毯。 上には川が流れ、フィールド部分は様々な色で織り込まれており神秘的なデザインです。
ボーダーのないタイプのメダリオン絨毯。これも様々な色で独創的な雰囲気を出しています。
少し変わったデザインで色々なデザインのペルシャ絨毯が描かれた絨毯。一枚で色々な絨毯デザインが楽しめます。
すごいのは絨毯を捲った感じなども表現していて遠目で見ると数枚の絨毯が並んでいるよう。周りにはエスファハーンの橋や遺跡などのデザインも施されています。(凄すぎました・・・。)
先ほどの絨毯上部に描かれている仏教などの神様のデザイン。
ぶっちゃけ某加〇茶さんのコント姿にしか見えなかったです(笑)(怒られたら速攻消します。ごめんなさい)
ジャムシディさん親子と記念撮影。
息子さんが手掛けている個性的で独創的で正直どこのお家なら合うのか分からないレベルの素晴らしい絨毯の数々。ペルシャ絨毯の固定概念をぶっ壊すレベルでこれからも驚きの絨毯を作ってくれると思います。
続く
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2022.09.16
本日からのイベント このシルバーウィークに是非!
ゾランヴァリギャッベ絨毯展を、本日9/16(金)~9/26(月)までの9日間開催します。※21(水)・22(木)は定休日です。
通常より場所を広げ、1・2F 併せて100坪での展示販売になります。
新柄も入荷し、当日は様々なサイズ・色・模様のギャッベが並びます。
また期間中は、人気のミニギャッベを特別割引価格にて販売いたします。
一層見やすくなった会場にて、あなたにとって運命の一枚に出会うお手伝いをさせて頂きます。
是非、見つけにお越し下さい。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
追伸:担当の大鹿が、”イランの旅話”がしたくて、うずうずしております。(;’∀’)
ほんの少し、お時間にゆとりがおありの時は、「イランはどうでした?」と、耳を貸して頂ければ幸いに存じます。(*^_^*)
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.08.19
イラン研修行ってきました!! ~ギャッベ・ペルシャを知るために~ 24日 NO.2
こんにちは。
ギャッベミュージアム 担当大鹿です。
今回はイマーム広場にあるハギーギ工房さんからです。
モスク横のお店。中はものすごく狭いのですが、その中には素晴らしい絨毯の数々が!!!
これもハギーギ工房さんの絨毯ですが、線が入っているの分かりますか?
モスクのタイルのデザインを絨毯にした物で、タイルの傷なども絨毯で表現しています。(圧巻です)
ハギーギさんと記念撮影。
絨毯の本に載っている方はお父さんですが、残念ながら亡くなってしまったそう。
この後ハギーギ工房さんのお家に連れて行ってくれました。
お家では、昔の絨毯のデザインを復活させるべくデザイン模写をしていたデザイナーさんがいました。
出来上がったら是非一度お目にかかりたいものです。
隣の部屋では現在の絨毯のデザインを書いていました。
昔は方眼紙に手書きでデザインを描き色を付けていましたが、さすが2022年。
今ではPCでデザイン・色付けを行っています。
別の部屋に案内してもらうと大量の糸が!ものすごい数の色です!
微妙な色の変化の糸を使い分けているのであれほどの絨毯が出来るのだろうなと思いました。
地下へ降りると今まさに絨毯を織っている織り子さん達が。
画像じゃ分からないですが、もの凄い速さで糸を結んでいっていました。
帰る前にいただいたデザート。アイスです^^って言われて頂いたのですが、どう見ても豆腐にしか見えず(笑)
片栗粉っぽいものに黒蜜のような物をかけたデザートらしいんですが、これがまたおいしいのなんの(笑)
イランでトップ3に入るおいしさでした。黒蜜?無しで食べてみると豆腐でした(違います)
イランの人はおもてなしを必ずしてくれるのですごく嬉しかったです。ご馳走様でした^^
次はバザール内にお店があるハビビアン工房さんに伺いました。
ハビビアンさんはナインの絨毯工房さんですが、エスファハーンで商売をしているそうです。
ナインの絨毯は日本の家具などと合わせやすくとても人気がある絨毯です。
中に入ると山のように積まれた手織り絨毯が!!!
はじめにハビビアンさんと記念写真を撮らせてもらいました。
この方今回訪問させてもらったどの工房の方よりも商売人な感じで
いっぱいあるから沢山買ってってねっていう雰囲気がもの凄かったです(笑)
ナインの絨毯は比較的(それでも高額ですが)手にしやすい価格帯なので買い付け目当ての社長さんたちは
真剣な顔で絨毯を選んでいました。(わたしはチャイを飲みながら見学してました・・・。)
次の工房さんはダルダシュティー工房さんです。
とても綺麗なお店で大通りに面した所にあります。
お店に入るとすぐ目に入ったのは、ちょっとかじった人なら分かるダルダシュティーの有名デザイン連続花瓶文様の絨毯。
色が付いてる所は花瓶文様なんですが、周りの部分も同じ花瓶文様でとても優雅なデザインです。
色違いの同じデザイン。ブラウン系の方がわたしは好きです。
フィールドの黄色部分がなんとも素敵なメダリオン絨毯。色使いが独特で何とも言えない魅力があります。
本に載っているダルダシュティ―さんと記念撮影。(帽子は見ないでください)
もう引退されてるっぽいのですが、この日のために来てくれました。(感謝です)
※8月17日に絨毯塾のテストがあったのですが、その日に写真のダルダシュティ―さんが亡くなった事を知りました。
とても貴重な体験になってしまいました・・・。
次回はエスファハーンの有名工房セラフィアーンさんからご紹介していきます!
続く。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2022.07.29
黄色い2枚のギャッベ
朝の挨拶で、「今日も暑いですね。」という言葉しか浮かんでこない今日この頃、夏バテの兆候でしょうか。 しかし、暑さの中でも元気に咲く向日葵を見ると、不思議と元気が湧いてきませんか。 今日は、そんな向日葵のような黄色いギャッベを2枚、ご紹介させて頂きます。 一枚は、148×53cm(アマレ)のランナーサイズ。もう一枚は、93×61cm(アマレ)の玄関マットサイズです。このランナーサイズのギャッベの模様は、
四角から飛び跳ねてきそうな山羊と、花を付けた生命の樹。 これを見られたほとんどの方が、「かわいい〜」 と、おっしゃいます。さりとて、 キャピキャピした可愛さではなく、 落ち着いた可愛らしさが有るギャッベです。 もう一枚の玄関マットサイズのギャッベは、
生き生きとした緑の中で、色とりどりの生命の樹と、 花を付けた生命の樹。そしてそれを縁取る幸せの窓と言われる四角。 落ち着いた模様でありながら、明るくモダンな感じがします。 おうちの中で、近くに敷いても、離れた場所に敷いても、統一感を感じる2枚です。 2枚とも、疲れた心身を癒し、元気をもたらしてくれそうじゃありませんか?向日葵の様に(^-^) ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。—————————–
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2022.07.12
半夏生の時期もギャッベと共に
思わずスマホのレンズを向けたところ、 店内に有るギャッベが浮かんだものですから、 今回はそのギャッベのご紹介をさせていただきます。 「どこが?」と問われると、「色合いが」とでもお答えしましょうか。単に、私の思いつきだけの話ですけどね(^^;)
緑と白、そしてそのグラデーション具合。
更に、半夏生(半化粧)の花の粒と、グラデーションの緑と白の粒々具合が相まって浮 かんできたのだと思います。 半夏生という節気は、一年の丁度真ん中。夏至から数えて11日目のことらしく、今年は7月2日でした。 最近の日本の気候は、四季を楽しんでいるゆとりが無いどころか、異常と思わざるを得ないので、”節気など何処へやら”と言った具合かもしれません。
しかし、こういう気温の変化に、『敷きっ放でも対応』してくてるのが、 ギャッベの良いところですので、敷物をお探しの折には、 是非当店のギャッベもご検討下さい。 半夏生の時期に咲くことから名が付いた半夏生(半化粧)。
半夏生(半化粧)の花言葉は、『内に秘めた情熱』とか。まさに、”織子さんの情熱がそっと織り込まれているギャッベ”に通じるものがあるのかもしれませんね。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。—————————–
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2022.05.24
くるくる巻かれたギャッベ
ふと、「今日は何の日?」と思い、調べてみたところ、沢山あるなかで、『伊達巻の日』が目に留まりました。
伊達巻の由来とされる伊達政宗の命日にちなんでつけられたそうなのですが、そこに添付されていた伊達巻の写真を見た私は、当ギャッベミュージアム内にも「よく似たイメージの物があるじゃない」と思って写したのが上の写真です。絨毯屋さん”あるある”だと思うのですが、店内には、くるくると巻いてあるギャッベがあります。その中で、一番美味しそうに見えたのが、これ(^^;)
さしずめ、青のりとホウレン草入りの栄養満点の伊達巻といったところでしょうか(^.^)このギャッベ、以前ポールに掛けて展示してあった時は、全部緑という感覚だったのですが、最近降ろしてみたところ、「あら?もしかして黄色のギャッベだった?」と思うほど、”色の印象が違って見えた事に驚いた”一枚でもあります。
とは言っても、一番注目するところは、やはり中央の緑。
緑にもいろいろありますが、少し青み掛かったビリジアン系の緑が帯状になっています。そこで、ちょっと発見をしました。
よ~く見て下さいね。中央のかすかに青い所・・・狼の足跡になっていました。
他にもギャッベならではの色々な文様が織り込まれていますので、急いで見つけたい時は、裏を見て頂くのが早いですが、ゆっくり見つけるという楽しみ方もありますね。中央の緑を引き立たせる為か、帯の上下にある生命の樹は、全体に溶け込むほどに、とてもとてもさり気なく表現されています。
また、上下のステッチは、黄色と青色の2色を2段に施してあるところなどは、めりはりの付け方にも手が込んでいます。
さて、このギャッベ(カシュクリ サイズ:296×227㎝)は、サイズ的に大きいので、くるくる巻くと、ボリュームがあるのですが、裏が糊付けされている絨毯ではないので、思いのほか、巻くのは楽ちんです。
これから梅雨時になると、どうしても湿気は避けられない事なので、時々ギャッベをめくって頂いて、風を通したり、床に掃除機をかけてあげると良いのですが、これぐらい大きなギャッベの場合は、めくって折りたたむよりも、くるくると端を巻いて頂くのが楽かもしれません。今朝も昨朝同様、爽やかな風が吹き、空には小さく白い月だけが見えているような青空が広がっていましたので、咲きかけの紫陽花と共に写真を撮ってみました。
もうしばらく、こういうお天気が続いてくれるといいなと思いながら・・・。
カタツムリを見かけるのは、もうしばらく先になるといいなと思いながら・・・。最後に、
くるくると巻かれたギャッベの写真を撮っている時、偶然のぞいた先に、鳥を見つけました。たまたま、向うに置いてあったギャッベの模様が映り込んだのですが、見えますか?
偶然の吉兆だといいなと思いつつ、もう一枚写真を撮りました(^^♪ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.05.03
5/8までのイベント『10周年記念!お客様との出会いに感謝をこめて』
お陰さまで、ギャッベミュージアムも10周年を迎えることが出来ました。ギャッベを通じて、多くの方がと出会えましたことに、スタッフ一同感謝申し上げます。
現在、当店におきまして、『10周年記念! ギャッベ絨毯展』を開催しております。
感謝の気持ちを、出来る限りのかたちでお伝えできるよう企画したイベントです。
詳細は、
こちらをご覧ください。→https://sale.heyagoto.com/event/aichi-watashin-kanie
当店は、
JR蟹江駅から徒歩で約10分。<ブログ | ギャッベミュージアム (gabbeh-museum.co.jp)>
また、蟹江インターから車で約7分、<ブログ | ギャッベミュージアム (gabbeh-museum.co.jp)>
名古屋から一般道を使って約20分です。
このGW中は、水・木曜も休まず営業しております。
GWも後半になり、天気が良い日が続くようなので、薫風に誘われて、外に出られる方も多いかと思います。
当店より車で約7分の所にある蟹江町佐屋川創郷公園でも、鯉のぼりがたくさん泳ぎだしました。
遠方の方も近場の方も、
当店のギャッベを見ることを第一目的にして頂ければ、そんな光栄なことはございませんが、何となく風に誘われてお立ち寄り頂くのも大歓迎です。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.03.29
糸杉が見る四季 in GABBEH
先だて、ゴッホ展のお話の時に、糸杉について少し触れさせて頂いたので、今回は糸杉が印象的なギャッベをご紹介させて頂きます。
杉は杉でも、糸杉となると、日本ではあまり馴染み(一見似ていますがメタセコイヤではありません)が無いと思うのですが、西洋では街路樹や公園樹としてよく目にする木だそうです。
しかし、イランの地において糸杉は、自然環境的に成育が難しく、よく見かける木ではないそうです。それならなぜ、これほど糸杉の文様がギャッベの中に織り込まれているのでしょうか。
文献を見ると・・・
『イスラームに先立つ古代イランで広く信仰されていたというゾロアスター教は、世界最古の一神教とされ、光を善とし、その象徴としての純粋な“火”を尊ぶため、拝火教とも呼ばれた。糸杉は、この日の容に似ているところから生命の樹として尊崇されてきたという。イスラーム後も、糸杉は神の友の意である聖者が化身したものとされ、永遠の命を司る聖樹文として、ギャッベの中に織り込まれている。』
・・・と、書いてありました。また、『世界的にみると、地域によって捉え方はまちまちである。』とも書いてありましたが、日本でも、杉が多く植えられている所へ行くと、ピンと糸を張り詰めた様な、凛とした空気を感じたことはありませんか。
たとえば、伊勢神宮。
そもそも伊勢神宮は神様を祀ってある場所なので、当たり前なのかもしれませんが、私は杉の中のあの道を歩き、あの空気を吸って立っていた時、落ち着くというか、自分が浄化されて、神様に少し近づけたような気持になった事を思い出しました。杉という木は、“そういう力“を持っていて、住む場所が違っている遊牧民も、”そういう力“を感じ、そして”そういう力“に憧れたのだろうと思いました。
さて、見て頂いているギャッベ(アマレ サイズ:245×178㎝)は、大きく四つの色で分けられ、四季を表しています。
それも、とてもとても穏やかな四季が映し出されています。実は、このブログを書きだした時、四季というイメージから単純な私は、『ビバルディの四季』をBGMに流していました。ところが、有名な曲なので知っているつもりでいたビバルディの四季が、想定外に、“賑やかでもあり、厳しくもある”表現をしていたり、“スピードも速く、緊張感を半端なく伝えてくる曲”だという事を、この“穏やかなギャッベ”を見ていて気付きました。
同じ四季でも、目の前にある四季と、耳から聞こえてくる四季に、こんなにもギャップが有っては、目の前にある『ギャッベの穏やかな四季』に対する言葉が浮かんでこなくなってしまい、BGMの曲を止めました(^^;)
今、私は目の前に広がるギャッベの中の四季を見ながら、とても穏やかな気持ちで、この“糸杉が見ている四季”を想像しながら、このブログを綴っています。
鹿の愛らしさに目を細め、ギャッベの裏の美しさにも満足さを感じます。
更に、表地には見えていない赤い糸を見つけて、ほくそ笑んだりもしています。
完璧なリラックス状態です(*^_^*)そして、「今日3月29日は、このギャッベの中だと、この辺りかな?」とか思いながら、毛並みを撫でたりしています。
やっぱりギャッベは、心が落ち着きますね。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.03.22
当店近くの桜だより
昨日の帰り道、戸田川緑地公園へ桜を見に寄ってきました。
普段なら、ギャッベミュージアムから車で10分ちょっとで着く場所です。
しかし、昨日は3連休の最終日。お天気という事もあり、そして2日程前から、テレビでも戸田川公園の川津桜が満開というニュースが放送されていた為か。
久しぶりの渋滞に巻き込まれ、この桜を見るのに30分以上かかってしまいました。それにしても何なんでしょうね~(^^♪
桜を見ると、心が”ほんわか”としてしまう。たとえ渋滞をしてでも、見に来て良かったな~と思えてくる。
花の中でも、日本人にとっては、とびっきり不思議な魅力を持つ花ですね。少し足をのばせば、こういう風景があるって、ラッキーですよね。
未だコロナ禍が納まったわけではありませんが、マスクをした家族連れが、方々で楽しそうに写真を撮っていました。のどかな光景を見られるって、当たり前ではなく、幸せなことなんですね。
ソメイヨシノの満開は来週かな?再来週かな?
予測をたてるだけでも何だかウキウキしてきます。
当店にお越しの帰り道、ちょっと立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
この春、楽しみを2つ盛り込んだ計画を是非たててみて下さい。花の薫りに混じって、いい匂いが・・・。
お団子・・・一応迷ってはみましたが・・・買ってしまいました(^^;)ギャッベショップ ワタシン 花より団子?の鈴木でした。
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2022.02.01
鬼は外、福は内 輿入れしたギャッベ
良きご縁を頂き、先日一枚のギャッベがお嫁に行きました。(気分的にですが(^-^))
大きな大きなギャッベでしたので、店長と二人で担いでお座敷へ運ばさせて頂きました。
人が乗る輿ではなく、紙にくるまれた姿でしたが、私としては、もうお嫁入りの気持ちで包みを外させて頂きました。お仏壇があるお座敷にと、当初よりお話を伺っておりましたが、広げてみて、ホッとしたと同時に高揚してしまいました。
草木染のギャッベですから、畳に合わないはずは無いのですが、店内では壁から畳床にかけ、掛けて展示してあったこのギャッベは、なにせ大きな大きなギャッベでしたので、他のギャッベと違い、店内でこのギャッベのみを床に広げた状態で、見て触って座って頂きながら、ご自宅に敷いた時の光景を想像して頂くことができないままお届けすることに成りました。たぶん、選ばれたお客様ご本人も、一抹の不安もお持ちだったのではないかと思います。
しかし、お仏壇の漆や金、そしてお座敷周りの建具等と、主張しすぎることなく引き立てながら、とても美しく溶け込んでいましたので安堵した次第です。
そして安堵以上に、私もこのギャッベの上に初めて座らさせて頂くことができ、気分あげあげ⤴⤴(^^♪
ギャッベに似合う上品な言葉で表現出来ず、申し訳ない限りですが、“この世の幸せ~”を感じるときを体感させて頂き、ありがたく思いました。その際
子供たちが笑っている光景を、お仏壇の中からご先祖様が微笑ましく眺めているコマーシャル・・・心当たりありませんか(^.^)
私はギャッベの折シワを伸ばしながら、『こちらのご先祖様が、このギャッベを喜んで頂きながら、この空間に飛び交うご家族の笑顔を見守っていらっしゃる光景』を、思い浮かべていました。
そして、『部屋の向こうから、お日さまの光の先で大きく手を広げるお父さん、お母さん、お爺ちゃんお婆ちゃんに向かって、ハイハイダッシュしてくる赤ちゃん!』
“なんて幸せな光景~”とばかりに、よそ様のお宅にもかかわらず、勝手に妄想をしておりました。
しかし、敷きながらお客様から伺ったお話のご様子では、もう赤ちゃんの時期はとっくに過ぎるほど、お子様は成長されているようでしたので、妄想を切り替えまして・・・(^.^)『ゴロンとギャッベの上に大の字で寝転がり、そのあと手と足を閉じて伸ばしながら、腰周りをゴロンゴロン』二足歩行の人間にとって、大人も子供も、この動きは絶対に気持ちが良いですよね。まして、『このギャッベの感触の上でゴロゴロ』もう、私の妄想ではなく理想です(;´∀`)
身体を横向きにし、ゆっくり起き上がる時、『両手のひらは、体重ではなく、心地良さを感じていること間違いなし』なんてね!(^^)!『お日様の陽を受けながら、ギャッベに座り一服しながらお庭をゆったりと眺める贅沢な時間』これは妄想ではなく、これから始まる現実です。
さて、もうすぐ節分がやってきます。
帰り際、大きなギャッベよりひと足先に、こちらのお宅にお嫁に来ていたギャッベにも会わせて頂いたのですが、狼の足跡の文様が織り込まれたそのギャッベは、玄関で、美しくたたずみながら、邪気が入ってこない様に、しっかり働いていました(^.^)
鬼は外 福は内・・・
ギャッベたちが御家族の一員となり、『福を育てるお手伝い』もしてくれると、信じています。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2022.01.03
寅顔ギャッベ??
謹んで初春のお慶びを申し上げます
店内のバーに掛けてあるこのギャッベを、じ~っと見ていたら、どことなく寅の顔が浮かんできました。そこで、輪郭と目と鼻を描いて合成してみたのですが、いかがでしょうか。どことなく、そんな気がしてきませんか(^^;)
このギャッベ(アマレ サイズ:199×148㎝)、モスグリーン系の色をしているのですが、模様がカメラをかく乱させるせいか、写真を撮ると、どうしても肉眼の色と違った色合いで写ってしまうので、何度も何度も撮り直しをした手ごわいギャッベです(^^;)
色合いを含め、バーに掛けてある時と、床に敷いた時の印象がかなり違って見えるギャッベですので、是非、実際に床に敷いた感じを肉眼に納めて頂きたい1枚です。
さて今年のお正月は、皆さまはどうお過ごしでしょうか。
私は元日に、ギャッベミュージアムから車で20~30分ほどの距離にある、津島神社へ行ってきました。年末から年始にかけて雪が降ったからでしょうか。空気がとても澄んでいて、真っ青な空の元、参列に並び初詣をしてきました。津島神社は、徐疫、授福の神である牛頭天王信仰の総本社です。日本三大川祭りの一つに数えられ、氏神と仰いだ信長も見たとされる、尾張天王祭りでも親しまれている神社です。
楼門は秀吉が、南門は秀頼が、本殿は家康の四男の松平忠吉が寄進されたとされている、三英傑を生んだ地ならではの歴史ある神社です。
ご自身と御家族様の無病息災と、お気に入りのギャッベに出会えるよう御参りして頂いた後、是非ギャッベミュージアムに立ち寄って頂けたらと思います。ギャッベミュージアムでは、本日1月3日から10日までの期間限定で、お年玉企画を開催しております。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.12.14
楽しむひと工夫 ギャッベをX’masインテリアに
あと10日でクリスマス。ギャッベミュージアム内も、ほんの少しクリスマスを意識して、ミニギャッベをリース風で縁取ってみました。
そもそもリースは、輪になっている物です。市販されている物でも良かったのですが、ただ今回は、四角い額縁のようにしたかったので、自分でツルを採取して、四角くなるように巻いて作ってみました。
さて、中に飾ったミニギャッベ(アマレ サイズ:28×35cm)、気づいて頂けていたら嬉しいのですが、Xの文様が使われています。
『終わることなく、幸せが続きますように』と願いを込めたXの文様は、X’masの飾りに最適と思い、折角なら少し工夫して、X’masバージョンで壁に飾ってみようかなと工作してみました。
幸せの形は人それぞれです。
今が幸せかどうかも人それぞれです。
でも、当たり前が当たり前で無くなったこの2年。当たり前だった幸せに感謝しつつ、今まで気づかなかった幸せに目を向けてみると、小さな幸せは、そこそこ足元に転がっていることに気付かされます。
私としては、大きな幸せを願いたいとまでいかずとも、並みの幸せを願いたいのが正直なところではありますが、小さな幸せを見つけるのも、それはそれで楽しくもあり、それが幸せにつながるものかなと思ったりもします。折角作った額縁なので、ほかのミニギャッベにも当てがってみました。
額縁の出来栄えはさておいて、自然素材で作ってあるもの同士、相性は良さそうじゃないですか(*^-^*)
テーブルの上で他のギャッベと並んでいる時と、また違った感じになりますよね。
大小関係なく、店内にはパッと目を引くギャッベもあれば、置き場所を変えたら、別物のように光を放つ物もあります。また、ちょっと一工夫する楽しみを与えてくれる物もあります。
このクリスマス、お店の中よりも、暖かいご家庭で才を発揮したいと願っているギャッベばかりです。
何かとお忙しい年末とは存じますが、”心のゆとり”と思って、幸せを見つけにお店に足を運んで頂きたいと思います。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.11.23
ギャッベの色景色には不思議な力が・・・
今日の開店前、お店の入り口に一枚の銀杏の葉っぱがありました。
ワタシン蟹江店敷地内には無い銀杏の木。この葉っぱは何処から飛んできたのかと、道路越しに辺りを見廻したところ、多分あれかなと思う銀杏の木を見つけました。
さて、昨日は暦の上では小雪。久しぶりに冷たい雨も降りましたので、「今日は寒いですね」という言葉が自然に出てしまう様な気温でした。そんな日に目に止まったのがこちらのギャッベです。
少し前にお客様と、この図柄についてお話をさせて頂いた時には、「日本の山よりは、少し尖った感じの山なんでしょうね、イランの方々が見ている山は。」と、目先が山を見ておりました。
しかし昨日は寒さのせいか、同じこのギャッベを見て思ったことは、「黄色く色付いた山々も葉っぱが落ち、木の幹が冬が来るのを身構えているみたい。」そして、そう思いながら、頭の中では、黄色い銀杏の木を浮かべていました。
ですから、今朝、一枚の銀杏の葉を見た時には、「同じ黄色だ!」と。(^^♪
そして同じ黄色を見つけた事が少し嬉しく成り、銀杏の木を探しながら朝の空気をいっぱいすった後、店内に入ると、今度思わず出た言葉は「お店の中は暖ったかいですね」でした。
外の気温は12℃ 店内は24℃
さてさて不思議な事が私の脳内に起きました。身体が24℃に慣れてきてから見たこのギャッベ(サイズ:149×101cm)は、うっすらとピンク色が掛かり、春の訪れを感じさせて来るではありませんか。
昨日は薄い茶色だと思っていた場所が、気温のせいでピンクに見えるなんて。(^^♪
ついでに言えば、昨日は寒いと思った気温も、ちょっと温まってきたと思った今日の気温も、たぶん同じ室内設定温度の24℃。(^^;)以前もこのグロブでよく似た事を書いた事がありますが、やはりギャッベの織りなす色景色には不思議な力が有る様に思いました。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.11.16
色マジック 一枚だけでギャッベ美術館
入荷したてのギャッベ(ルリバフ サイズ:209×154 )です。
商品一覧の写真を見ると、外回りが少し紺色の様でもあり、グレーの様でもあり・・・
でも、肉眼で見ると実際は緑色です。“ビリジアン”って言うのでしょうか、この緑色。
その緑色の枠の周りを、えんじ色の様な深い赤が縁取り、その濃い赤の周りを、明るい緑が縁取っているので、写真で見ると暗めに写ってしまうのかもしれません。さて、主役の柄ですが、54の四角い絵の様な織が組み合わさっています。前回のブログでも四角い織が奇麗に並んだギャッベをご紹介しましたが、配置の仕方は同じなのに、雰囲気は全く違った感じがします。
1つ1つがとても細かく織られていて、光と影を感じさせる絵画の様に仕上がっているので、それが54も集められているこのギャッベは、もうこの1枚全体が1つの美術館のようにも思えます。
ただ、よく見ると図柄に同じものがあることは、割とすぐに気が付かれると思うのですが・・・
さぁ、それでは、その図柄は何パターンあると思われますか?(^^♪これがですねぇ、私は実際に肉眼で見ながら数えたのですが、5つ目ぐらいから判らなくなってしまいまして・・・(^^;)
違う図柄と思ってカウントしたものの、少し経ってから「あれぇ?もしかしたら、さっきのって、色違いの同じ図柄だったかも・・・」と。
それで、数えたがり屋の私のスイッチがはいってしまいまして、写真を凝視しながら数えてみました。しかし、これがまた一筋縄では判別出来なくて・・・(^^;)
色使いというものは不思議なもので、パッと見ただけで直ぐに色違いと判別できるものもあれば、中には全く違った図柄に見えるものがあったりもします。また、違う図柄なのに、色使いを同じようにしたら同じ図柄のように錯覚してしまったりと。
色のマジックに惑わされないように、紙にマス目まで書いて、写真を拡大したり見比べたりしながら数えたところ、私としては12パターンあるという結果に落ち着きましたが、実際はどうなんでしょう・・・ね(*^-^*)
このギャッベは、パッと見れば緑色のギャッベと言ってもよいと思いますが、細かく沢山の色が使われているので、リビングに敷いた場合も、ソファーやクッション等との色コーデは、意外にし易いように思います。
黄色や緑色との相性はもとより、私がお勧めしたいのは“水色コーデ”です。織の中にさりげなく所々に水色が存在しているので、とてもお洒落な空間になりそうじゃないですか?(^^♪
また、紫系の色コーデも素敵かも(^^♪お部屋の周りの色使い次第で、雰囲気がガラリと変わるのも、ギャッベの特徴ですね。
今回私は、写真を使って疲れる程1つ1つを凝視してしまいましたが、普通はそんな疲れる事はしませんよね。
本来ギャッベ自体が、心癒される敷物です。
『時折細かい部分に眼を向けて楽しむのも良しですし、1枚を全体的に大感するのも良し』と、鑑賞しつつ日常を楽しんで頂けたら、きっとギャッベも喜んでその家に馴染んでいくのかなと思いました。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.10.26
今日は、『黄金色が揺れる大地』のように見えます。
ギャッベミュージアムがある蟹江町は、道の周りには田畑が残る地域なので、この季節はどうしても稲穂が黄金色に実る光景と重ねて見てしまいそうな色合いのギャッベです。
だだ不思議なことに、夏の頃には、この同じギャッベを、キャンプ場でハイキングに出かけた際の途中の山あいで見かける、休憩したくなるような場所のように思って見ていました。
このギャッベ(カシュクリ サイズ:200×152㎝)は、基本的には黄色だと思うのですが、草木染の複雑な色合いや毛並みが、風の動きや、大地のしなり具合をうまく表現しているように思いますので、同じ物が同じ場所に敷いてあっても、時ごとに感じ方が変わるのかもしれませんね。
いかがですか、この感じ。とてもとてもシンプルな模様です。しかし、生命の樹の輪郭が、引き立っていて、かつ、樹も樹の周りも深みがありますよね。
そして、もう毎度のことに成りましたが、裏返して敷いても、何の問題もないほど、美しい裏!!
今年は秋を通り越して一気に冬になりそうでしたが、最近は少し持ち直して、一雨ごとに一歩一歩秋が深まっているように思います。
明日になり、更に来週になると、このギャッベを見ながら私の脳内はどのような光景を映し出してくるのか、今から楽しみでもあります。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.10.19
季節の移り変わりを感じるギャッベ
昨日の朝、ここ名古屋地方は突然冬になったかのように寒くなりました。
ニュースを見ていると、北の地方では、初雪が観測された所もあったようなので、今年は秋が無いのかと心配しましたが、今日は秋らしい気温なのでホッとしています。
ひつじ雲らしき光景が空に広がり、食いしん坊な私の体感で恐縮ですが、爽やかな秋の空気がとてもおいしく感じました(^^♪それで今日は、季節の移り変わりを感じつつ、季節の移り変わりを表現しているようなギャッベをご紹介しようと思います。
イランの地で暮らす織子さんと、日本で暮らす私たちとでは、季節の感覚は当然違うとは思います。ただ、このギャッベを初めて見た時、12枚の四角が12か月を表しているように思え、それぞれの四角いグラデーションが、”天と地”を、”季節と季節”を繋げている様に思えました。あれが1月で、これが2月という訳では無いのですが、絶妙なグラデーションが、その時の気温や体調がもたらす”気持ちのツボ”みたいな部分に入ってくる気がした次第です。
それぞれの四角を繋ぐ木と花、山羊とラクダの文様が、何ともほっこりさせてくれるからでしょうか。
このギャッベ(アマレ サイズ:243×205㎝)を見ていると、リビングに敷いてあり、その上でゆったりくつろいでいる光景を、つい想像してしまいます。季節を問わず敷くことが出来るギャッベですから、10年20年30年・・・いつの間にか空気の様な存在になっているかもしれません。
ただ、楽しい気分の時には話かけてくる様な、気分的に温もりを欲している時には温かい色のグラデーション辺りを知らず知らず触らせてくれて癒してくれそうな・・・なんとなく、家族の移り変わりも見守ってくれている存在になっているような光景が目に浮かびました。
個人的には、もうしばらくは秋を満喫してから冬になってほしいなと思いながら、このブログを書いておりましたが・・・なんと、いつの間にか外が雨になっていてびっくり!これぞ”秋の空”と呼ぶにふさわしい天気の移り変わりになりました。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.10.05
賑やかなのに落ち着いているギャッベ
例年ならまさに行楽日和。ただ残念ながら、去年に続き今年の秋も、楽しむためには工夫が必要のようですね。
そんな中、遊園地のエントランスコートの様な賑やかなギャッベを見つけました。
夢の国への入り口。
ここを歩いて通り抜けて行くうちに、堅物そうなおじさんの御顔も、不思議と緩んで笑顔になっていく魔法のゾーンです。色合いがどうとか、同系色が良いとか反対色が良いとか、大人が頭でごちゃごちゃ考えた色で描いているというよりは、子供が今の気持ちのままクレヨンを走らせたような無垢な色選びがされた場所。凝り固まった気持ちで見ると、なかなか手が出せない色選び。でも、そこを通り抜けて行くうちに、澄んだ気持ちを取り戻してくれる貴重な場所。
そんなエントランスコートに似ているなと思った玄関マットサイズのギャッベ(アマレ サイズ:89×62㎝)です。
ただ、
単なる無垢な色彩感覚だけで終わっていない様に見えたのが、このギャッベのもう一つすごい所。
子供が地面を描こうとするとき、よく茶色を使うように、このギャッベも背景が茶色、なのですが・・・。草木染の奥深い色合いの茶色の糸を更に複数使い、そして手織りゆえの趣が、なんとも落ち着いた感じにまとめてくれています。そして、そのまとめの総仕上げとして、上下左右に違ったステッチを施しているところなどは、大人の職人のこだわりさえ感じる仕事ぶりです。
行楽に出かけて、気分転換しリフレッシュ出来る事に越した事はありませんが、
日常の中で、玄関マットを通ることで気持ちを切り替えられるゾーンがあるのもいいかなと思います。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.09.25
希望が 見えた!
現在開催中の『ゾランヴァリ ギャッベ絨毯展 ~ギャッベのある暮らし~』の店内ポスターに使わせてもらったギャッベは、割と大きなギャッベです。
当店に運び込まれた当初、折りたたんだ状態で移動させた時は、そこそこ重たかったのですが、包みを外し、1回、2回、3回、4回と開いていくと・・・
そのインパクトに度肝を抜かれ、あまりの高揚感で重たかった事などすっかり忘れて、年甲斐も無く“はしゃいで”しまいました。(^^;)暫くしてから我に返り、深呼吸をして落ち着く努力を試み、その後、立って見ていた姿勢から両膝を着いて、そして両手のひらもゆっくり着いて、しばしじっと観ておりましたところ・・・
ふと口から出た言葉が「希望が 見えた!」でした。なんて青臭い言葉なんでしょう。
「でも、なんか見えちゃったんです」という感じだったのです。遠いイランの国で織られたものなのに、日本の富士山が思い浮かびそうな山の上に立つ『生命の樹』。
その樹先の『その先』を下からじっと観ていたら、見えたというよりは感じてしまったというところでしょうか。そう、溶け込むような背景のグラデーション辺りに・・・ほわんと。
近くに居た店長は、「おいおい、それは流石に大げさだろう」といったお顔をしていましたけどね。(;´∀`)その後は・・・
「ここの感じも、こっちの感じも、ほら、ほら、ほ~ら!いいなぁ~!」と思いながらシャッターを沢山押してしまいました。多分、この色合いがなんともいえず、いい感じを創っているのだと思います。
この大きなギャッベを、私は勝手に私の中で、『希望』と名付けてしまいました。
今思うと、“希望に飢えていたから見えてしまった。見たかった。“のかもしれません。青臭い話であっても、希望は日々の暮らしにおいて、気持ちのモチベーションアップにつながる大切なものだと思い直したひと時でもありました。
そして、このような訳もあって、このギャッベをポスターに選んだ次第です。この大きなギャッベ(カシュクリ サイス:300×206㎝)、お部屋に敷いたら、意外とそれほど大きく感じないかもしれません。
実際に見るだけでも見に来て頂けたら幸いと存じます。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.09.23
イベント 見逃してはいけない出会いのチャンス
本日23日(祝)より27日(月)までの5日間限定で、通常よりワタシン蟹江店の1Fにもスペースを広げ、350点の展示イベントです。
ギャッベは、毎日生活する場所でこそ、その良さを発揮する織物です。
だからこそ、色々な意味で良いものを選びたいですよね。
探し始めた時から、『ギャッベのある暮らし』は始まっています。
今回は、オールドギャッベから新柄ギャッベまで、店長が選んできたギャッベを広げるたびにテンションが上がり、裏を見ては、その美しさにまたテンションが上がり・・・心臓には悪いセッティングタイムでしたが、
皆さまには、ワクワクしながらもゆっくりと、素敵な出会いの時間を楽しんで頂けたらと思っております。新型コロナ対策もしております。
初めての方も、二度め三度めの方も、ギャッベミュージアムへのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.07.20
ギャッベのソルトバッグ(塩カバン)
今週、名古屋地区も梅雨が明けました。
そしてその途端、「おはようございます」よりも先に、「暑いですね」という言葉が先に出てしまうほどの暑さがやってきました。さて、以前に遊牧民の小物としてカバンをご紹介しましたが、今回は形が特徴的なソルトバッグをご紹介します。
その名の通り、塩を入れる為のカバンです。日本人の生活習慣からすると海から取れる塩を先ず思い浮かべると思うのですが、イランで塩といえば岩塩になります。遊牧民たちが隊尚を組んで移動するときに岩塩の持ち運びに使うために作られました。
ラクダや山羊たちに塩を食べられないようにするための様ですが、口の所が細くなっている分、ドライフラワーなどを飾り入れても収まりやすいと思います。
もちろん、一つ一つが手織りで作られていますので、裏に返せば、また違った織の景色になりますので、楽しみ方も増えますね。
ちなみに、今日のイラン・シラーズ地方の気温を調べると39℃/27℃、
名古屋の気温は33℃/27℃予想。これだけ熱いと、人間だけでなく動物たちも塩を欲しますよね。動物が自由に塩をなめられないのは可哀そうですが、塩は人にとっても動物にとっても、生きていくために必要不可欠な大切なものです。
塩の存在に感謝しつつ、人も動物も計画的に摂取して、今年の夏も体調を崩さないように心がけたいですね。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.06.18
ギャッベに黄色いリボンを添えて
明後日は父の日です。
蟹江町図書館前に咲く”クリサンセマム・ムチコーレ”を背景に、黄色いリボンに想いを込めて、ギャッベに添えてみました。
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2021.05.28
深紅に映えるイケメン獅子 ライオンギャッベ
これぞライオン!
実際のライオンよりも多少イケメン過ぎるかもしれませんが、雄々しく美しい姿は正に百獣の王。
カッコいい‼
以前ご紹介した『オールドのライオンさん』とはまた違って、『スタイルの良い今風の獅子』という感じでしょうか。処々については、もう何も申しません。
現在場所替えをして、ワタシン蟹江店の2Fにあるギャッベミュージアムへ向かう階段の一番目につく場所で皆様をお迎えしておりますので、ゆっくり鑑賞してください。しいて注視して頂きたいところを上げるとすると、厚みのある薔薇の花びらを思わせる深い紅色とその手触り。そして縁の側面です。
真上から見ると、ライオンの美しさを邪魔することのない一見シンプルに見える枠の外側に、ほんの少ししか見えない模様があり、横から見ると、敷物の厚みと織り模様の細かさが伺えます。
床に置いてあった時はそこまで気づかなかったのですが、階段の壁に掛けて下から縁の側面を見る環境がうまれ、「これは絶対に踏み心地もいい‼」と、改めて気づきました。
ギャッベは、踏むことを許された芸術品とも称されますが、
このギャッベ(ライオンギャッベ サイズ:150×98cm)、ゆっくり観て頂いた後は是非「踏み心地も試したい」と、お申しつけください。
そして、『店長が脚立に乗って、お客様が踏み心地の良さにニンマリされるお顔を想像しながら汗だくになって降ろす後ろ姿』もご堪能下さい(笑)ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.05.11
ギャッベとコラボ 工芸品×工芸品
これは、ワタシン蟹江店へお越し下さいましたお客様より拝借した一品『輪島塗の沈金』です。
数日前にお客様とギャッベの話をしていた際、コツコツ伝統的な手作業から生れる芸術品、すなわち工芸品の奥深い魅力について話が盛り上がってしまいました。
そしてお客様が大切にされている沈金のお話を伺い、それは私も是非一度「見たい!」と思ってしまったものですから、無理を承知でお願いしたところ、ありがたくも後日店頭へ持ってきて下さった次第です。さすが日本!ブラボー!拍手!
見事と言うしかないほど、見せて頂いた沈金は素晴らしい作品で、
日本人として勝手に誇らしく思ってしまいました。想像通り、
輪島塗りの深黒と鋭細な金のさばきは、ギャッベの自然かつ奥深い色合いと喧嘩することなく、お互いを引き立てながらより美しく目に映りました。申し訳ないことに、
輪島塗の沈金が額に入っていてガラスが反射してしまった事と私の腕の無さから、2つの工芸品それぞれ本来の色合いをお伝え出来きない写真映りになってしまいましたが、テンション上がりっぱなしの楽しい時間を過ごさせて頂きました。『ギャッベ』も『輪島塗の沈金』も決してお手頃価格の工芸品ではありませんが、
「良いものは良いもん」と言い放たれたお客様の言葉が、ズバリ『的を得ている』と痛感もしたひと時に感謝申し上げます。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.04.26
インスタグラム ギャッベの蝶と春を満喫
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2014.05.30
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