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2024.03.12
気持ちが前向きになるアートなギャッベ
昨日は、あんなに青空が広がっていたのに、今日は冷たい雨。お店では春商品が並んでいるというのに、今日の気温は真冬並み。一度暖かい日を過ごしてしまうと季節の逆戻りは身体に辛いですが、これも三寒四温と自分に言い聞かせています。 そしてこんな時期は、緑の野原が広がるアートなギャッベを見て触って、 心地良い季節をイメージして頂くのが良いかと。 きっと身体の凝りもとれると思いますよ。 と、いう気持ちで…今回ご紹介するギャッベ(アマレ サイズ:122x81cm)は、気持ちが前向きになるギャッベです。 赤い角が可愛いですね。薄い黄色の半円は太陽でしょうか。後ろの2頭がゆっくり歩いているように見えるのに対して、 右の鹿さんは太陽に向かって、 元気よく丘を走り抜けているように見えませんか。 芯の幹を1本スッと通らせつつ、全体を詳細ではなくザクッとしたシルエットでまとめているのです が、外側の輪郭に赤色を持って来たり、花を咲かせていたりと、 見るからにパワーがもらえそうな樹だと思います。 よくよく見ると、全体的に色々なところで、このピンク色が織り込まれていることにやっと気づく程度の事です が、強いエネルギーだけではなく、 温かいエネルギーに包まれるような感覚はこのピンク色の力かもし れません。 全体像がこちら。イランの山岳地帯にこれだけ瑞々しさがある緑地があるとは思えれないだけに、希望が込められているのだと思います。 元気とパワーをもらい!それでいて温かく包まれ♡ほっこり笑える( ◠‿◠ ) そんなギャッベを今回はご紹介させていただきました。太陽のように見える半円は、ザクッとした希望を表しているのかもと感じつつ… つい、「ほら鹿さん!ジャンプよ!!」と応援したくなった私です。 今どき、勝手に応援しすぎるとパワハラって言われてしまうのかな(^^;) でも、自分を応援する分には構いませんよね(*^^)vギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。—————————–
イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2024.02.20
シンプルな文様と複雑な色合いのギャッベ
昨日の夕方、スマホを開くと、2月19日は二十四節気の『雨水』と言う表示が出てきました。 偶然にも、ここ名古屋地方の昨日は、地表を流れると言うよりは、 地面にたっぷりと染み込む感じで、 久しぶりにしっかりと雨が降っていましたので、「まさに!」 と思った次第です。そして、 その時に浮かんだギャッベを今日はご紹介いたします。 ギャッベの母国イランは、水がとても貴重な国土です。その為、遊牧民は井戸や水場に恵まれます様にという願いを四角い紋様には込めてあるそうです。 そして、このギャッベ(ギャッベ サイズ:238×79cm)は、「まさにそれ!」と言える程、四角い紋様のみの柄行きです。 それでは先ず、色合いからと、言いたいところなのですが…これは何色と言ったらいいのでしょう?(^^;)緑?翠?黄緑?青?碧?…難し〜ぃ!難しすぎるかも(^^;)グラデーションも効いているので、いったい何十種類の釜で染め上げられた毛糸で織っているのか、 その数の方が気になり過ぎて(^^;) 写真に撮っても、全くと言っていいほど肉眼で見える色を映し出すのは困難で(>_ <) しいて私なりに言わせていただくと、『染み入る色』?さて、柄行きは、先程申しました通り、四角い紋様のみのtheシンプル! 井戸の様な正方形と長方形で四角く形どり、
更に外枠を3本の線で囲み、ここは『豊かなオアシス』 と言わんばかりの一枚に仕上げてありますので、 このギャッベの上で過ごす時間はきっと『心のオアシス』 にもなってくれると思います。 また、ランナーサイズなので、敷く場所は無限大です。それと…外は既に春の風が吹き始めました。深みと落ち着きがあるこの色合いは、見る人によって表現も変わると思います。 春の風に誘われて、ぜひ確かめつつ、イメージを広げにお立ち寄り下さい。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2024.02.06
プックリで 可愛らしさをプラスしたギャッベ
今回ご紹介するギャッベは、立春を迎えたこのタイミグなので、四季を意識しながら選んでみました。スッキリした青色の『幸せの窓』。その中をキッチリ4分割し、上下左右中央の白い道に、 並木のように糸杉が配置されたギャッベ(カシュクリ サイズ:186x152cm)です。 しかし、ぱっと見と違って実は、丸みを感じる可愛らしいギャッベです(^。^) パッと見た第一印象は、とても大切ですが、近寄ったり、目を近づけたりしているうちに、”いろいろな感覚が湧いてくる”ところがギャッベの楽しいところ!と、言うことで、紋様に注目しながら、早速近づいて写真を撮ってみたいと思います。 さりげないプックリ具合が、なんとも可愛くないですか?次にペイズリーです。よく見掛けるペイズリー柄からすると、プックリ小太り気味?(笑) そして、小花。最後に、幸せの窓枠の中に並ぶ花。豪華しすぎず、可愛いプックリ加減です。さて、これで撮り忘れている紋様はないようにも思いますが、「これが有るのと無いのでは大違い!」と言える箇所がこちら… この点々、色をぼかすためではなく、直線に目がいく箇所をさりげなく柔らかい印象にしてくれていると 思うのです。 四角い敷物なのに、中に入り込むと丸い空間にしてしまうギャッベ。プックリした可愛らしさは、更に気持ちが癒やされますね。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2024.01.16
睦月をギャッベで楽しんでみました
今朝の濃尾平野は、少しだけ雪が舞いました。寒いのは苦手ですが(暑いのもですが(^^;))寒くないと出来ない作物や採れない食料もあるはずなので、 自然と共存するためにも、 この寒さは自然の恵みとうけとめようと自分に言い聞かせている最 中です。 さて、前回の写真を撮るために菓子器を探していた際に、随分と久しく目にしていなかった短冊を見つけました。その時、 なんとなく似合いそうな光景が頭に浮かび、 遊び心が芽吹いてしまったので、 お店の壁にギャッベと共に掛けてみました。 GABBEHの本の中に書かれていたのですが、「ギャッベは 楽しい気持ちで織ること それが大切」だと、彼女たちは教え、伝えているそうです。「彼女たちは 何もない広漠とした大自然の中で 限られたものを生かし たくましく 誇りを持って生きている」とも書かれていました。一見ネガティブになりそうな状況でも、ポジティブに考え直し、それを楽しんでしまうにはハードルの高い場合もありますが、 心の持ち方次第で幸せって左右されるってことでしょうか。 私の遊び心を、ほんのちょっとだけ参考にして頂きつつ(笑)、皆様の色々な楽しみ方も教えて頂きたいな〜(^。^) 私、雑談大好きです(^_^*)雑談データは、真剣なギャッベ選びの貴重な情報になりますので是非!(^^)! 皆様のお来店を、心よりお待ちしております。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2024.01.09
お抹茶を頂きたくなってしまったギャッベ?
このギャッベ(アマレ サイズ:234×70cm)をはじめて見たのは、タペストリーのように壁に掛けてある状態でした。 たぶん、
その姿が私の目には掛軸のように映り、 単純な私は、ギャッベの色が連鎖して「お抹茶が飲みたい♡」 という欲求にかられてしまったのだと思います(^。^) 「これをフローリングに敷けば、モダンなリビングに成るのは当たり前として、 畳に敷いても目茶くちゃ相性いいよね。」 「ほら、ほら!目に浮かぶ、目に浮かぶ!素敵な空間が広がる、広がる!もうお茶席にしちゃいます?(^.^)…」なぜお正月を期にかと申しますと、それは私が単に食いしん坊だからです。 論づけてしまう私は、「折角なら、この時期にしか手に入らない花びら餅を」と、 もはや優先順位は、お饅頭が先頭に立ってしまいました(^^;) しかしながら、『畳と楽茶碗と織部の菓子器とギャッベ』見事に調和していませんか?
どれも、丹精込めて作られた工芸品ですから、 これも当たり前だったかもしれませんが。 そもそもお茶会やお寺でよく敷かれている毛氈は、もともと羊の毛を圧縮して作ったカーペットが奈良時代にアジア大 陸から入ってきたものらしく、ギャッベとの共通点も有りますね。 さすがに正式なお茶席では、
最初に目にする掛軸がおもてなしの主役だろうと思うので、 ギャッベの方が目立ってしまうことは控えなければならないと思い ますが、 茶道具自体も渡来してきたものを好んで使ってきた日本人ですから 、ギャッベが畳に敷いてあっても、なんの支障の無いどころか、 ワンダフルな組み合わせになると思いませんか? さらに、このランナーサイズのギャッベなら、
畳でないフローリングのリビングでも、
普段はソファーや机・キャビネットの横に敷いてあるギャッベを、 少しずらした所にパッと敷き直して、 そこに正座をしていただければ心も整ってしまうのではないでしょ うか。 今回、写真撮影とは言え、万がいち粗相をしてしまうといけないので、 お抹茶は入っていませんが、お客様とスタッフと私の5人でのお茶会を想定してみました。 足が痺れる心配も払拭してくれるギャッベを目で眺め、手と足で感じて、 菓子器とお菓子を目で愛で、程よいお饅頭の甘さを口の中に残しつつ、お抹茶の入ったお茶碗を手で包み、そして一口お茶をふくんだ時の『なんとも言えぬ幸せ感と景色』を、 私と一緒に想像して頂けたら幸いです。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.12.26
一枚のギャッベに宿る『月』の神秘なエネルギー
昨日の18時ごろ、偶然空を見上げたら、丸々とした月がとっても
綺麗でした。
月って、心を浄化しつつ、静かに新しいエネルギーを注いでくれているような気がするので、私は好きです。
雲も無く、空気が澄んでいたので、夏や秋の頃とはまた違った美しい月を、日本中、世界中で同じ月を見ている人がきっと居ると思い ながら10秒ほど(長々と眺めるには、 少々寒さがこたえましたので^^;)堪能させてもらいました。 さて、そこで今回は、『月』繋がりのギャッベをご紹介させていた
だきます。 まず、山が月に照らされている感じに気づいていただけるかと思い
ます。
そして夜空を表すにも、暗すぎず、むしろ明るい様々な色加減のブルーグレーで織り込まれています。
さらに、“山と山の境界線”と“風景の縁取りの、その外側”に、同じブルーグレーの色味が織り込まれれいることで、夜空との繋 がりがうまれ、静けさと共に、月の光が持つ神秘的な美しさが上手 く表現されている一枚に成っていると思います。 高い山の麓に織り込まれているのは、テントでしょうか。
また、山岳地帯のイランに、これほど青々と茂った緑の山は実際には無いだろうと推察しつつも、 手前に緑色を持ってくることによって、人と土地の生命力が伝わっ てくると思いませんか。 さらに、夜の風景ということもあるのかもしれませんが、広めの外
枠を、かなり落ち着いた色目のグレーで織り込んであります。 しかし、そこに華やかで柔らかな花模様を織り込むことによって、 ギャッベでありながらも、『明と暗』そして『山の折れ線と月の丸 み』の双方が引き立ち合った一枚の絵のように仕上げてあるギャッ ベ( カシュクリランドスケープ サイズ:97×64cm)です。 お天気が良くても悪くても、暑くても寒くても…
神秘の月の光に映し出される風景を愉しみながら、エネルギーを身体に取り込んでいただける絵のようなこのギャッベ…ご自宅にいかがですか。 調べたところ、明日は満月。コールドムーンと呼ばれているそうで
す。
よく見える、良いお天気だと良いですね。
そして、月が織り込まれたギャッベの事を思い出していただけたら幸いです。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.12.15
もう一つの『ちいさな木』があるギャッベ
「ちいさな木が 一本 ・・・」
冒頭、そんな言葉から始まる『ちいさな木』という絵本があります。
前回、その絵本の表紙を見て2枚のギャッベが私の頭に浮かび、その1枚をご紹介させて頂きましたので、今回は、もう1枚のギャッベをご紹介させて頂きます。
ぱっと見たところ、緑系のミニギャッベです。しかし、写真を撮ろうとすると、どうしても肉眼に映る色合い通りには撮れません。
近くでアップにして写したところ、かろうじて近い色が撮れたのがこちらになります。緑系だけでなく、色々な色が使われていますね。
裏を見て頂くと、より判りやすいかと思います。
一方、『ちいさな木』という絵本の方ですが、シンプルな色使いの絵に,勇気がわいてくる言葉が連なっている絵本です。
でもよく見ると、細かいタッチで、繊細な表情がとてもうまく表現されているので、読む人、聞く人、見る人ごとの脳裏に、言葉から受ける光景を、どんどんイメージさせて、さらにさらに膨らませてしまうような、そんな絵本だと私は思いました。
そして、ストーリーが、いい!
『素敵』というより『いい!』という言葉を私は使わせて頂きたいです。(^o^)このミニギャッベと、この絵本。
自分の好きな所を見つけてほしい・・・私どもが、ギャッベを探しに来られるお客様に思うことと通じるものがあります。
タイトル的なところが似ているだけでなく、内面的な部分に沢山の共通点を感じています。
絵本は、子供だけのものではありません。むしろ大人の方が、反省も含め、胸に突き刺さるかも…。
もちろん、お子さんと一緒に読んでいただければ尚更ですが、ギャッベの温かみと共に素敵な時間を過ごして頂きたいと思います。この絵本の裏表紙もとてもいい感じですし、絵本の中の1頁1頁についても書きたいところですが、そこは本の世界。ここはぐっと堪えて、絵本の詳細は開いて頂いたときのお楽しみということで(^o^)
是非、その内面的な部分と素敵な時間を、皆様にも味わって頂けたらと思い、今回続けて御紹介させて頂きました。
そして、当店でギャッベを手に取って下さった方にとって、”たどり着いたそのギャッベ”が、”好きな所”になっていたら嬉しいなという願いも込めて・・・。
追記:このミニギャッベにも、一緒にお話を聞きたいお友達がいます。その”お友達ギャッベ”にも、素敵な裏表紙に触れさせてあげたいな~(*^_^*)
また、好きな所を見つけるには、一歩を踏み出す勇気が要るようです。ほんの少し勇気を出して、愛知県蟹江町にある当店に足を運んで頂けるよう、心よりお待ちしております。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.12.04
『小さな木』と『幻想的な青い池』
11月上旬、誘われるかのように新聞の下帯が目にとまりました。それは、『小さな木』という絵本の紹介でした。もう職業病かもしれません。(笑)…その時、その表紙絵を見て、2枚のギャッベが、私の頭に浮かんでしまいました。 絵本の内容をネットで検索したところ、お話の内容が、
これまた浮かんでしまったギャッベと重なりそうなストーリーで。 その上、新刊となっているものの、 なぜか以前にこんな内容のお話を読んだ気がして。 1日2日経ったももの、やっぱり気になったので、 図書館と本屋さんへ向かってしまいました。(^^) その1週間ぐらい経った頃、テレビで“北海道の『青い池』が今年は青くならない”というニュースを見ました。 「例年なら、
こんな風に…」と、何枚かの美しい写真が放映されていたのですが… その『幻想的な青い池』の写真(ネットで検索すると、 四季折々で虜になってしまいそうな美しい写真が、公式サイト以外にも沢山アップされていました。)を見て、 あの時浮かんでしまったギャッベの1枚の方が、 私の頭にまた浮かんでしまいました。(^^) さあ、それからが大変!季節柄ということもあると思うのですが…
『オレンジ色の火が揺らぐ暖炉の横に、クリスマスツリーがある部屋の 中央。このギャッベの上で、ほんわかと絵本を読む光景』が、 度々回想されてしまって…私の妄想です(汗) ただ、最近よく思います。ギャッベって不思議な力が有るなと。行ったことのない場所や経験していない光景までも、脳裏に浮かばせてしまう。心を魅了し、顔をにこやかにしてしまう。 使う人にとって、そこが好きなところになる。季節の移り変わりが時の積み重ねになり、実際に映るギャッベの上の光景も、 きっと厚みが増した素敵な光景に育って行くのでしょうね。 私の妄想はさておき、これからこのギャッベの上で、どんな素敵な時が育っていくのか、羨ましくもあり、楽しみでもあります。 たぶん織子さんも、 そんな楽しみな気持ちで織っていらっしゃるから、 そこに不思議な力が宿ってくるのかもしれませんね。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.10.10
大人色ギャッベ 上下左右はお好みで
今日は10月10日。確実な秋到来といった感じの気候になりました。 絨毯は、洋服のように季節ごとに取り替えるというご家庭は、滅多に無いと思います。
まして20年30年40年使って頂けるギャッベは、通年を通して、お部屋の家具との調和の良い色合いを選ばれるご家庭が多 いと思います。 ただ今回は、ちょっとだけ『秋っぽく落ち着きたい気分』でしたので、ちょっとだけ『シックな大人色』っぽいギャッベ( カシュクリ サイズ:197x149cm)を選んでみました。 4分割された配色のうえ、それぞれの色マスの中で、ド柄の四角い枠と菱形は、そもそも上下左右を感じない紋様です。また、4分割の配色の中で、小さな紋様が砂時計の様な形にみえませんか。 よく見ると、
孔雀や鹿が居るのですが、樹や花と共に、 上下反転した模様になっているため、砂時計ように、 ひっくり返して見ても違和感が全くありません。 ギャッベは、光の当たる向きで濃い色合いになったり薄い色合いになったりする ので、 紅赤色と藍色の縁をお好みや季節に合わせて交代していただくと、 楽しみも2倍になると思います。 ところで、4分割されたマスを、1マス毎に見て下さい。さあ、この流れで考えると…その下のマスの小さな紋様の色は紅赤色になると思うのですが…毛の長さ具合によっては、色を見分けるのが難しい時でも、裏を見ればわかる場合が多いのですが… でも、ちゃんと少しだけ違った色で模様が織り込まれていることは、 確かです(^ ^) ギャッベは、下から上へ織り上げていくので、上の方にいくと、織子さんの気持ちが変化したり、 その時の都合によって少し変わっていたりする部分を見つけたりす ることがあります。 その、ちょっと緩い感覚に人間ぽい温かみを感じたりするのもギャッベの 特徴なのですが… ここの部分は、織り始めた早々の場所に当たるので、 最初から見分けが難しい色を、あえて使ったと思われます。 このギャッベを織られた織子さんの意図は…聞いてみたいなぁ〜(^^) 出来ることならここに座り込んでみたい。きっと動きたくなくなるのだろうなと思いながら、 このギャッベを眺めた秋の頃。 季節が移り、春の頃には…今、私の目には透けた一枚いちまいの落ち葉の様に見えるものが、生き生き芽を吹き出した樹に見えてくるかなと思いつつ 。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.09.12
ぜひ縦に敷いてほしい糸杉のギャッベ
暑いとはいえ、朝夕と秋の気配を感じる季節になりました。
秋といえば芸術!
芸術といえば美術館!
美術館といえば…ギャッベ美術館(ギャッベミュージアム)!!
たくさんのギャッベを見ていただき、心を癒しにお越しください。
そしてお客様の笑顔が見られる時、さらにお客様の表情の中にインスピレーションが舞い降りている瞬間に立ち会える時は、私たちス タッフにとっても嬉しい時間です。 さて、
今回ご紹介するギャッベは、インスピレーションが湧きやすい『生命の樹』が主役のギャッベ(ルリバフ サイズ118×85cm)です。
サイズ的に、椅子の下や玄関にと考えられる方が多いと思います。
日本の習慣的に、玄関マットは長い辺を手前に敷くものと思い込まれている方も多いですし、ほんの少し前まで私もその1人でした。 このギャッベも『幸せの窓』の枠が玄関を素敵に整えてくれるので、長
辺を手前にするのもありです。 枠の中に織り込まれれいる『花』は細かく、可愛らしく、華やかです
ね。 枠の枠の中の”赤・緑・白”の”点点”を見て頂くと細かさも分かり易
いと思うのですが、こういう部分が、全体的に深みのある一枚の 絵に仕上げてくるのだと思います。 光の加減でグレーっぽくも見えるのですが、近くで見ると茶系なん
ですよね。濃紺の細い枠がグレーに導くのでしょうか。 さぁ、本題のお話に移ります。
主役は『生命の樹』。
花咲く木の枝が、糸杉の幹と共有している図柄です。
横広がりのある木が糸杉と共になり、伸びやかで気持ちがいいです。その伸びやかさを存分に感じて頂くには、やはり縦に敷いていただ
けたらと思うのです。 反対から見るとこんな感じになります。
細かいことをいうと、私はここの深〜い真紅色が好きです。
そして、多分縦で見ないと気づかないかもしれない箇所が…この『鹿』さんたち。
これは縦に敷いてないと見逃してしまいそうな、ワンポイントかもしれません。 つたないご紹介ですが、お客様のインスピレーションのアンテナに少しでも拾って頂ければ幸いです。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.08.04
身体と心を労わって欲しい時のオススメギャッベ
この連連日の日照り具合には、もう『暑い』以外の言葉が見つから
ず、
『水が恋しい』気持ちと『水場を大切にしたい』気持ちを、ギャッベに込めたくなった織子さんの気持ちをヒシヒシと実感しています 。 そこで、『水』を、そして『涼』を感じたい時におすすめしたい文様のミ
ニギャッベ(アマレ サイズ 46×44cm)をご紹介させていただきます。 まず、色は深い緑を帯びた青。いや、青が加わった緑?
いつもながら、一言で表すには難しい色合いです。文様は、井戸や水場を表す『四角』が並べてあり、その中には、家
族が元気で長生き出来ますようにと『生命の樹』、悪いものが入り 込んできませんようにと『狼の足跡』、水の流れを表す『 ジグザグ、』カシュガイ族のアイデンティティといわれる『 ひし形』等が織り込まれています。 冬は寒く、夏は暑いイランの山岳地帯で暮らす羊さんの毛から織ら
れたギャッベは、調湿効果がありますので、クーラーをつけた涼し 過ぎるお部屋でも、クーラーをつけなくてもなんとかしのげるお部 屋でも、両方とも心地よくお使いいただけると思います。 サイズが46×44cmなので、座布団として床に直接敷いていた
だいても良いですし、椅子の上に敷いていただくのも良いです。 そして、アート性の高いものですので、壁に飾っていただくのも良 いですね。
きっと、これが1枚あるだけで、お部屋はとてもおしゃれになると思います。 店頭には、他にも多数ミニギャッベがありますので、組み合わせを
たのしまれるのもオススメです。 この季節、お疲れが抜けない方も多いと思います。
暑すぎ?冷えすぎ?
どうか、『身体と心を労わってくれる』あなたにあったギャッベを、暑い最中恐縮ではございますが当店まで探しにお越し下さ い。
こころよりお待ちしております。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.07.25
ギャッベランドスケープ ラクダ
連日、”30年・40年前とは違う猛暑日”が続いていますが、皆様い
かがお過ごしですか? 私はクーラー・扇風機の恩恵を受けながら、先週辺りから始まった
新ドラマを見たりしています。
その中で、もともと内容を知らずに、何となくつけた1つのドラマで、なんと遊牧民と羊が登場しました。最近ギャッベとのご縁で、遊牧民の姿に敏感になっていたこともあり、イランよりも少し東の国の話のようですが、このドラ マを注目して見ることになりそうです。
その第1話では、”無用な殺生は禁じられている羊”の扱われ方を垣間見ることが出来ました。
第2話ではラクダが登場。…という話の流れで、
今回はラクダが主人公のギャッベ(カシュクリ サイズ:195×150cm)をご紹介させていただきます。 ドラマに出てきたラクダはフタツコブラクダでしたが、ギャッベの
文様のラクダはヒトツコブです。
調べたところ、日本の動物園ではフタツコブラクダが多いのですが、世界的生息率は90% がヒトツコブラクダだそうで、いかに自分が欠片の情報の中で生き ているのかと気付かされました。
時折、ギャッベに織り込まれているライオンは、織子さんが、実はライオ ンを見たことがないので部族の長の顔に似てしまっているような話 を聞きますが、”広い世間・世界”を知らないのは実は日本人の方なのかも しれませんね。 ギャッベのラクダ文様には、『キャラバンの列は成功への証。豊か
な暮らしへの想い』が込められています。
このギャッベの中では、そのラクダの列が、シンプルに広がる大空と大地を2分し、黙々と歩いて行く様が表現されています。日本で は見ることが出来ない、雄大な光景ですね。 一枚のギャッベの中に見る一つの大きな大きな風景。
本来なら、こんなに緑茂った大地では無いはずですが、希望も込めた一枚のアートがお部屋に敷かれていたら、素敵ですね。 そしてワンポイント。
広がる緑の一番下に、赤い花のようなものが織り込まれています。以前調べたのですが、どうやら、この花は、ひなげし。
そして、ギリシャ神話を由来とするひなげしの花言葉は、『心の平穏 』『いたわり 』『思いやり』。
この気づかない程の赤い花にも注目して、再度、そして何度も、このギャッベを見て雄大な世界を堪能して頂けたらと思います。 追記
人はコブとコブの間に乗るのではなく、コブの上に蔵をつけて乗るようです。
そして、フタツコブラクダよりも、ヒトツコブラクダの方が性格が穏やかな分、家畜に向いているとのことです。
地球温暖化で日本も砂漠化し、40度を超す日が珍しくなくなる日も遠くないかもしれません。
今の時代、砂漠ではラクダに代わって4WD車が活躍していますが、エネルギーの視点に眼を向けると、4WD車に代わってヒトツコブラクダのお世話になる日が日本にもやって来る…かもしれませんね。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2023.07.03
夢見る草原を90×66cmの中に織り込んだギャッベ
ここ名古屋地区では、ゲリラ豪雨のさなかに鳴り響く雷にビクビクしていたのは、ほんの数日前のこ
と。一転して、昨日今日の太陽は、ここぞとばかりにサンサンと照 りつけていますが、皆さま体調を崩さずお過ごしでしょうか。 今回は、私の遠い記憶の中にある、『夏休み中の出校日に、校庭に
生えていた草』を思い出してしまった(笑)ギャッベをご紹介させ て下さい。 夏休みに入る前までは何も生えていなかったのに、生えたばかりの
草だけでなく、色濃く頑丈そうな草が目の前に広がっていて、「 これを、今日の掃除で抜かなければいけないのか〜」と、ため息が 出てしまった時に見た遠い記憶の光景。(もし、共感して頂ける方がいら したら、嬉しいな〜(笑)) 「え〜っ!こんな暑い日に、簡単に抜けない草掃除。この草、どこまで続い
てるのよ〜」と、子供の時に思ったその光景が、今日このギャッベ (アマレ 90×66cm)を見たら浮かんでしまったのです。
これは、このギャッベに文句を言いたい訳ではありません。単純に、今朝の出勤の時がモーレツな暑さだったからだと思います。 そもそもですが、草掃除したくないという発想自体、贅沢な感傷だ
とギャッベに携わるようになり気づきました。
遊牧生活をしなければ草にありつけない人達にとって草は大切なものです。その草が、 新旧生い茂り、遠くまで広っがっている光景は、 そうそうあるものではなく、夢のような状況であると、私は自覚し ないといけないはずなのです。(ただ、今朝の出勤ばかりは、暑すぎたために原風景が現れてしまったとご理解いただけますと幸いです。) さて、
先程、濃い緑を、簡単に抜けない草と表現してしまいましたが、ギャッベは光マジックを持っていますので、向きを変えると明るさが 変わります。
明るさが変わると…あ〜ら不思議。ピクニック気分でお弁当を広げて座ったら、さぞかし気持ちいいだろなと思えてきました。 全てがシンプルそうですが、手前にいる女の子と奥にいる女の子を
見ると、どことなく、奥の子の方が力持ちに見えませんか? 裏を見ると、鹿が丁度ライオンの背に乗っていたりして微笑ましい ですね。 文様も、四隅にポン、ポン、ポンと。そして中央にシンプル中のシ
ンプルな生命の樹が配置される事で、クッと締まりが出ています。 手前にいるしかの前方には、道で誘導するかのように、すこし違っ
た色合いの緑色が織り込まれているのですが、私の撮った写真では 全く伝わりそうにないのがとても残念です。
冬の頃には、思いもしなかった草取りという発想ですが、お客様と一緒に向きを変えたり、お話をしたりしながら共感していただけたら、こんな嬉し いことはありません。 ぜひ、実物を見ていただきたく、ご来店をお待ちしております。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.05.30
ほぼ正方形のギャッベの中に在るもの
ギャッベに織り込まれた四角の文様は、井戸や水場を意味している
といわれます。
水が貴重なイランの地で暮らす人々ならではの願いが込められているわけですね。
最近の日本では、スーパー台風による水被害が気になることもありますが、イランの人に限らず、水は人が生きていくのに必須のものです。忘 れがちになっている水のありがたみを、ギャッベを見ながら思い起こ すのもありかと思います。 さて、今回ご紹介するギャッベ(ギャッベ サイズ:215×208cm)は、ほぼ正方形のサイズです。
幸せの窓枠の中には沢山の四角があり、その中に木や鹿・山羊があります。
パッと見ると、まるで牧場のようです。中には飛び出した鹿や山羊も居たりして、楽しくないですか?
鹿や山羊は何匹いるのかな?…
いつもの如く、数えました。
50頭です (*^^)v
つい、「お世話、大変だ〜」と、思ってしまった自分が笑えてくるのですが、大抵の方は、この鹿や山羊に癒されると思います。 それぞれ、色や仕草が異なる彼らに、ついつい話しかけたくなりま
す。
鹿や山羊を囲む四角も、オリではなく、これは絶対に生き物を想って水場を添えてあげているのだと思います。
全体的に緑のこのギャッベですが、生命の樹も四角い水場に囲まれて、みずみずしく感じられます。 さてさて、先程、鹿や山羊の数は数えましたが、四角の数はという
と?…
木を囲んでいる四角が60個。
鹿を囲んでいる四角は、1枠ではなく5枠?いや、色違いの9枠と数えるべきなのか…
う〜んむ、ちょっと悩んでしまいますね (^^;)人は、数を数えることで、気持ちか落ち着いたり、またその域を超
えると目が覚めたりしますよね。
その時その時の自分なりの法則で、「四角を数えて頂けたらいいな〜」と、思えてくるギャッベです。 織りのグレードは”ギャッベ”になっていますが、決して荒い織り
ではないので、手触り・座り心地も、心に届く優しさがあります。 手織絨毯の類では、数が少ない正方形です。
正方形のギャッベをお探しのかたの目に留まって頂ければ幸いと思います。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.05.23
ターコイズ色のミニギャッベ
これは、ターコイズブルー?
それとも、ターコイズグリーン?ブルー属なのかグリーン属なのか・・・。
この微妙な色合いは、私の好きな色なので、この色合いの着物を持っていたりもするのですが、この色を写真で表現するには本当に難 しい色だと以前から思っていました。まして、 色の魔法を持つギャッベの写真となると、かなり厳しいので、 是非とも肉眼で見て頂きたい一枚です。 ところで、トルコ石とも呼ばれるターコイズは、明るい青緑色が特
徴的な石なのですが、パワーストンとしても好まれている宝石です 。ちなみに調べたところ、『ターコイズには勇気や積極性、希望な どの意味があり、ターコイズがヒーリング面で強いパワーを持って いることに起因している。鮮やかなブルーグリーンの石は、感情の 浮き沈みをコントロールし、気持ちを穏やかに落ち着かせてくれる。 』とありました。 ただでさえ、素朴で温かみのあるギャッベは、心を穏やかにしてく
れるのが持ち味なのに、ターコイズの色合いで仕上げてあるこのギ ャッベ(アマレ サイズ:44×42cm)は、落ち着かせてくれた先に勇気と希望 の気持ちに導いてくれるパワーを秘めているようです。 さて、ミニギャッベは自分の椅子に敷いたり、床に敷いたりされて
いる方が多いように思います。
季節がら、キャンプやピクニックなど、屋外で過ごされることもあると思いますが、荷物の邪魔にならないサイズなので、是非お供に お持ちいただくことをご提案させてください。 木のベンチや、アルミ・プラスチック製の椅子などの座り心地を、数百
倍アップさせてくれるはずです。もともとは遊牧民が地面に敷く物 として織られたものです。裏についた土はパパッとはらってしまえ ば済むことなので、直接地面に敷くのも有りと思います。 アウトドアのセッティングは、実は体に負担をかけていたりもする
ので、外の空気を吸いながら、真の安らぎの時間を愉しんで頂ける のではないかと思う次第です。 私が気に入って買った着物は、残念ながら現在はタンスの肥やし化
していますが、このギャッベは、 日々人の眼に触れる場所に置かれ、触れられ、癒され… 時には出先にまで連れていける優れものと私は思います。 可愛らしい鹿も、お供させてくれる持ち主を待っています。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.04.14
ギャッベと日本画との共通点
春の院展(現代日本画展覧会)に行ってきました。
作風も、風景の中に見い出したものを表現しているものもあれば、奇抜を超越した令和の現代人からみた異次元とでも言えば いいのか、私などではひらめき得ない表現で描かれているものもあ りました。 私的には、日本画は、躍動感の強いものよりは、落ち着く感じのも
のが好きです。
ですから、長く観ていた作品とサッと通り過ぎてしまった作品とでは、時間配分が露骨に好みを示した30分間になり ました。 さて今回は、日本画でよく見かける、ほわっと霞がかっているよう
なギャッベ(アマレ サイズ:204×156㎝)をご紹介します。
そう、どちらかと言うと、私好みの落ち着く作風に近いと思ったギャッベになります。 今回は、“どこが、どうだから”と言うのではなく、“ただ眺
めて”頂くのも良いかなと思い、写真を並べてみました。 白のようで白くない樹とか、全体的なコントラストが、蛤粉を使っ
た日本画と共通点があるかなと思った次第です。
日本画も墨や岩絵具や蛤粉といった、自然素材を使っているそうなので、同じく自然素材を使っているギャッベと感じるものが似てい るのも、腑に落ちて頂けると思います。 最後に、今回観てきた春の院展の中では、『夢寐』という作品を一
番長く観させて頂きました。
赤ちゃんがお昼寝をしているのですが、草花に包み込まれてるような空間の中で、気持ち良さそう〜にスヤスヤ と寝ている姿。
草花の匂いが落ち着くのか、感触が落ち着くのか…。
実際には、その環境の上に寝かされている訳ではないと思うのですが、イメージですよね。そんな赤ちゃんの幸せそうな寝顔を、 ず〜っと、ぼ〜っと見ていられたら幸せだろうなと思いました。 ギャッベも、実際のところ、羊の匂いや草木の匂いがする訳ではあ
りませんが、なんとなく、その辺りも近い感覚があるような気がし ました。
今、ジャストな表現が浮かびませんが、『優しい安心感』とでも表現させて頂こうと思います。。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.01.10
初々しい色合いのギャッベ
今年最初にご紹介するのは、
サイズ違いの四角が散らめられているギャッベ(アマレ サイズ180x 124㎝)です。 10分程ぼ〜っと眺めていると、
四角の中に織り込まれた文様は極々シンプルなのですが…
赤?朱?紅?臙脂?ワインレッド?
黄緑?深緑?草木染めの複雑な色合いを単純に表現するのはいつもながらとても
難しいのですが、 どことなく和菓子の包み紙にしたくなるような美味しそうな色合わ せの四角もあったりして(食いしん坊の発想で恐縮です(笑)) 、ついつい一織一織の糸の色具合を追究したくなりました。 それらの小さな四角を大きな艶のあるみどりの四角がまとめている
のですが、多分この『みどり』色が、 翠でもなく碧でもなく翡でもなく『緑』です。『緑』 は青竹や草のいろで、青と黄との中間。 また、みずみずしくて深い感じの色を表現しているそうです。 その大きな緑の四角を、薄黄色の四角が取り囲み、
さらにその四角をベージュの四角が取り囲んでいます。
これは、二重の『幸せの窓』ですね。 小さな四角には、薄黄、濃黄、橙、白、もあるからでしょうか。
全体的に観るとなんとも初々しく感じてしまいました。 昨日一昨日、成人の日の振り袖姿を見たからかもしれませんが、
大胆で一見派手な柄いきに見えても、 落ち着きと初々しさをかもしだすのが振り袖ですよね。 このギャッベを眺めながら、「 こんな柄いきの振り袖があってもいいんじゃないかな」と思いなが ら、ついつい長々と見惚れてしまったギャッベです。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.07.12
半夏生の時期もギャッベと共に
思わずスマホのレンズを向けたところ、 店内に有るギャッベが浮かんだものですから、 今回はそのギャッベのご紹介をさせていただきます。 「どこが?」と問われると、「色合いが」とでもお答えしましょうか。単に、私の思いつきだけの話ですけどね(^^;)
緑と白、そしてそのグラデーション具合。
更に、半夏生(半化粧)の花の粒と、グラデーションの緑と白の粒々具合が相まって浮 かんできたのだと思います。 半夏生という節気は、一年の丁度真ん中。夏至から数えて11日目のことらしく、今年は7月2日でした。 最近の日本の気候は、四季を楽しんでいるゆとりが無いどころか、異常と思わざるを得ないので、”節気など何処へやら”と言った具合かもしれません。
しかし、こういう気温の変化に、『敷きっ放でも対応』してくてるのが、 ギャッベの良いところですので、敷物をお探しの折には、 是非当店のギャッベもご検討下さい。 半夏生の時期に咲くことから名が付いた半夏生(半化粧)。
半夏生(半化粧)の花言葉は、『内に秘めた情熱』とか。まさに、”織子さんの情熱がそっと織り込まれているギャッベ”に通じるものがあるのかもしれませんね。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。—————————–
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2022.05.24
くるくる巻かれたギャッベ
ふと、「今日は何の日?」と思い、調べてみたところ、沢山あるなかで、『伊達巻の日』が目に留まりました。
伊達巻の由来とされる伊達政宗の命日にちなんでつけられたそうなのですが、そこに添付されていた伊達巻の写真を見た私は、当ギャッベミュージアム内にも「よく似たイメージの物があるじゃない」と思って写したのが上の写真です。絨毯屋さん”あるある”だと思うのですが、店内には、くるくると巻いてあるギャッベがあります。その中で、一番美味しそうに見えたのが、これ(^^;)
さしずめ、青のりとホウレン草入りの栄養満点の伊達巻といったところでしょうか(^.^)このギャッベ、以前ポールに掛けて展示してあった時は、全部緑という感覚だったのですが、最近降ろしてみたところ、「あら?もしかして黄色のギャッベだった?」と思うほど、”色の印象が違って見えた事に驚いた”一枚でもあります。
とは言っても、一番注目するところは、やはり中央の緑。
緑にもいろいろありますが、少し青み掛かったビリジアン系の緑が帯状になっています。そこで、ちょっと発見をしました。
よ~く見て下さいね。中央のかすかに青い所・・・狼の足跡になっていました。
他にもギャッベならではの色々な文様が織り込まれていますので、急いで見つけたい時は、裏を見て頂くのが早いですが、ゆっくり見つけるという楽しみ方もありますね。中央の緑を引き立たせる為か、帯の上下にある生命の樹は、全体に溶け込むほどに、とてもとてもさり気なく表現されています。
また、上下のステッチは、黄色と青色の2色を2段に施してあるところなどは、めりはりの付け方にも手が込んでいます。
さて、このギャッベ(カシュクリ サイズ:296×227㎝)は、サイズ的に大きいので、くるくる巻くと、ボリュームがあるのですが、裏が糊付けされている絨毯ではないので、思いのほか、巻くのは楽ちんです。
これから梅雨時になると、どうしても湿気は避けられない事なので、時々ギャッベをめくって頂いて、風を通したり、床に掃除機をかけてあげると良いのですが、これぐらい大きなギャッベの場合は、めくって折りたたむよりも、くるくると端を巻いて頂くのが楽かもしれません。今朝も昨朝同様、爽やかな風が吹き、空には小さく白い月だけが見えているような青空が広がっていましたので、咲きかけの紫陽花と共に写真を撮ってみました。
もうしばらく、こういうお天気が続いてくれるといいなと思いながら・・・。
カタツムリを見かけるのは、もうしばらく先になるといいなと思いながら・・・。最後に、
くるくると巻かれたギャッベの写真を撮っている時、偶然のぞいた先に、鳥を見つけました。たまたま、向うに置いてあったギャッベの模様が映り込んだのですが、見えますか?
偶然の吉兆だといいなと思いつつ、もう一枚写真を撮りました(^^♪ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.04.05
ギャッベの故郷 春の大移動が始まる頃
ギャッベの故郷イランでは、春分の日がお正月。そして、お正月行事の終わりは、新年13日のスィーズダフ・ベダル(戸外の13日)といって、屋外に繰り出す習慣があるそうです。そしてそれが、春の大移動の始まりになります。
豊かな暮らしを求め、冬の宿営地から夏の宿営地に向けて、およそ300kmの道のりを主役の羊や山羊600~700万頭とも言われる数を連れての大移動。
そしてその大移動中、人や荷物を運ぶのがラクダの役割。ラクダの数も、多いほど、成功している大きなキャラバンの証になるため、そうなるように想いを込めて、ラクダの文様は織り込まれているそうです。そしてこのギャッベ(アマレ サイズ:193×153㎝)も、丁度これから3週間ぐらいの春の大移動の様子が映し出されているように思いました。
たとえばこの辺り。
大きく広がる岩山の大地も、冬の寒さから解放され、おとずれた春の趣を感じるようなグラデーション使いがされていると思いませんか。
日本では、春の日の出まえを曙と言いますが、山の稜線が黒ではなく紺色に成り、そしてその稜線の周りが薄むらさき色に変わる頃。日の出を待ちながら迎える“静かな時間”が流れているような・・・そんな“空気感”を感じました。また、主役のラクダの周りにも、織子さん達の想いがたくさん詰まった、ギャッベならではの文様が多々見受けられますね。
ラクダの中では、私としては、このラクダさんが一番イケメンのように思うのですが、ひとつひとつのラクダをじっくり見るのも楽しく、飽きが来ないのもギャッベの不思議な魅力ですね。
ついでにラクダの裏を見ると、織目の数がとても判りやすいギャッベです。
昔と違って近年のキャラバンでは、ラクダに変わってトラックが荷物を運ぶようになったそうですが、豊かな緑、豊かな暮らしを求めて移動する遊牧民の心根は、きっと今も昔も変わっていないでしょう。
今年の春の大移動の先にも、たくさんの幸せが待っている事を、私も願いたいと思います。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.03.29
糸杉が見る四季 in GABBEH
先だて、ゴッホ展のお話の時に、糸杉について少し触れさせて頂いたので、今回は糸杉が印象的なギャッベをご紹介させて頂きます。
杉は杉でも、糸杉となると、日本ではあまり馴染み(一見似ていますがメタセコイヤではありません)が無いと思うのですが、西洋では街路樹や公園樹としてよく目にする木だそうです。
しかし、イランの地において糸杉は、自然環境的に成育が難しく、よく見かける木ではないそうです。それならなぜ、これほど糸杉の文様がギャッベの中に織り込まれているのでしょうか。
文献を見ると・・・
『イスラームに先立つ古代イランで広く信仰されていたというゾロアスター教は、世界最古の一神教とされ、光を善とし、その象徴としての純粋な“火”を尊ぶため、拝火教とも呼ばれた。糸杉は、この日の容に似ているところから生命の樹として尊崇されてきたという。イスラーム後も、糸杉は神の友の意である聖者が化身したものとされ、永遠の命を司る聖樹文として、ギャッベの中に織り込まれている。』
・・・と、書いてありました。また、『世界的にみると、地域によって捉え方はまちまちである。』とも書いてありましたが、日本でも、杉が多く植えられている所へ行くと、ピンと糸を張り詰めた様な、凛とした空気を感じたことはありませんか。
たとえば、伊勢神宮。
そもそも伊勢神宮は神様を祀ってある場所なので、当たり前なのかもしれませんが、私は杉の中のあの道を歩き、あの空気を吸って立っていた時、落ち着くというか、自分が浄化されて、神様に少し近づけたような気持になった事を思い出しました。杉という木は、“そういう力“を持っていて、住む場所が違っている遊牧民も、”そういう力“を感じ、そして”そういう力“に憧れたのだろうと思いました。
さて、見て頂いているギャッベ(アマレ サイズ:245×178㎝)は、大きく四つの色で分けられ、四季を表しています。
それも、とてもとても穏やかな四季が映し出されています。実は、このブログを書きだした時、四季というイメージから単純な私は、『ビバルディの四季』をBGMに流していました。ところが、有名な曲なので知っているつもりでいたビバルディの四季が、想定外に、“賑やかでもあり、厳しくもある”表現をしていたり、“スピードも速く、緊張感を半端なく伝えてくる曲”だという事を、この“穏やかなギャッベ”を見ていて気付きました。
同じ四季でも、目の前にある四季と、耳から聞こえてくる四季に、こんなにもギャップが有っては、目の前にある『ギャッベの穏やかな四季』に対する言葉が浮かんでこなくなってしまい、BGMの曲を止めました(^^;)
今、私は目の前に広がるギャッベの中の四季を見ながら、とても穏やかな気持ちで、この“糸杉が見ている四季”を想像しながら、このブログを綴っています。
鹿の愛らしさに目を細め、ギャッベの裏の美しさにも満足さを感じます。
更に、表地には見えていない赤い糸を見つけて、ほくそ笑んだりもしています。
完璧なリラックス状態です(*^_^*)そして、「今日3月29日は、このギャッベの中だと、この辺りかな?」とか思いながら、毛並みを撫でたりしています。
やっぱりギャッベは、心が落ち着きますね。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.03.15
ゴッホのタッチを想像するギャッベ
現在、名古屋市美術館にて『ゴッホ展 2/23〜4/10』が開催されています。
その為、新聞などで、今回ポスター画に使われている≪夜のプロヴァンスの田舎道―糸杉の見える道≫の写真を、年明け頃から何度か目にしました。 ≪糸杉≫・・・おぉ〜糸杉!糸杉は、ギャッベの文様『生命の樹』の一種として、よく用いられている木です。最近ギャッベ漬けに成りつつある私は、 以前とは違う観点から、このポスターに目が行ってしまったようです 。 そのお話をする前に、今回のゴッホ展では、日本が大好きだったゴッホが、浮世絵などからインスピレーションを 受けた作品≪草地≫も展示されているようです。 春の花が咲く草地を描いた明るく美しい油彩画で、「 ただ一本の草の芽を追求する」 日本の芸術家たちに憧れたゴッホは、 シンプルなものに本質を見出す浮世絵に触れたことで、 自身も素朴な草地の魅力を見つけ、作品に昇華させたそうです。 ゴッホ展を検索していた際に見つけた『草地の解説動画(7:
24)』には、 隣り合わせの配色の妙についても語られていますので、 お時間があればクリックして見て下さい。( 専門家の方に語られると、 感性から導かれた画法の凄さがよく分かります。) さてさて、店内に掛けてある油絵のようなギャッベ(アマレ サイズ:142×98cm)に話を戻させて頂きますと・・・ひたすら横のラインを主張しながら、
色を途切れ途切れに織り込ませてあり、目を近づけ過ぎると、 難度の高いジグソーパズルの様に、 どこがどこなのだか分からなくなる模様なのですが、 遠目で見るとバッチリと『生命の樹』が浮かび上がっています。 ゴッホの≪草地≫を思い返すと、縦・横の違いはありますが、隣り合わせのラインの配色が同じようで同じではなく、 幹の太さも変わらないライン幅で、 背景色の様に控えめにな色使いをしているわけでもないのに、 引き立て合いつつも主は何なのかハッキリ識別出来るのは、 ゴッホの補色の使い方に共通するものがあるように思いました。 シンプルなものに本質を見出し、補色の効果を操る織子さんのセンスは、一流芸術家と同じなのかもしれませんね。 むしろ、心に病を抱えていたゴッホの筆のタッチよりも、家に置くのならばこちらの方が心地よい。 真っ直ぐなタッチでありながらも、木の枝の所々に”ほわん”とした何かが宿っているようにも感じる部分 。
はっきり表されているものではないのに、エネルギーのような塊が幹を通じて天に上っていくようで、清く”神聖な境地”に導かれているような感じがするのは私だけでしょうか 。 ギャッベは踏むことが許された芸術品とも言われています。今回、以前鑑賞した時とは違った観点からゴッホの絵が観たくなり、「 よし観に行こう!」と思い立ったのですが、ご時世的に入場に制限がある事を知り、棒が折れてしまいました。 タイミング良く美術館で観ることが出来た方、是非当店に掛けてあるゴッホのタッチに似たギャッベも観にお越しください。
「最近美術鑑賞をしていないな~」とお思いの方、是非、当GABBH MUSEUM(ギャッベ美術館)へ、お越しください。気楽なタイミングでお好きなだけ、心と眼の栄養補給に寄って頂けたら幸いです。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.03.08
瑞々しく潤った大地のようなギャッベ
先週、3色の菱餅を目にし、啓蟄のニュースを耳にした私としては
、
このギャッベを前にした時、白のグラデーションの部分が雪どけのように見えました。 虫に限らず、冬ごもりをしていた生き物は、久しぶりに感じる爽や
かな風と、麗かな春のひかりの中で、これから生き生きとしていく時期です 。
もちろん、その生き物とは、人間も例外ではありません。
このギャッベに手をあてると、フレッシュな気持ちになり、気力が湧いてくるような気持ちになりました。 このギャッベ(アマレ サイズ:230×165cm)は、全体的に見ると色違いの緑色が
多くを占めていますし、大き目のサイズなので、大地を感じます。 そこに白を入れることで水の存在を表し、瑞々しく潤った大地が命 を育む源であることが伝わってきます。所々に織り込まれた生命の樹は 、夏には木陰を作り、生き物に安らぎを与えてくれる存在なのだと思 います。 白のグラデーションも、下の方と上の方では白のいれ方も変えてあ
るのですが、なぜかそんな部分を見つけているうちに心が落ち着い てくるのもギャッベのいい所ですね。 生命の樹の間で並んでいる鹿や花も目を楽しませてくれています。
真夏の頃、このギャッベを前にすると、今の時期とはまた違った涼
やかな感覚を覚えると思うのですが、どの時期でも人を癒やしてく れることに変わりは無さそうです。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.02.15
牧場の風薫る 緑のギャッベ
先週も雪がちらついたこの名古屋地区。今年は近年には珍しく度々
雪景色を目にしますが、皆様のお住まいの所はいかがでしょうか。
また、冬季オリンピックも開催中ですので、テレビで広大な雪景色を目にされている方も多いかと思います。 そんな折り、今回は緑のギャッベをご紹介させて頂きます。
冒頭の雪の話からすると、真逆の色合いなのですが…。
アニメ『アルプスの少女ハイジ』をご存知の方は、少〜し私と一緒に、ある場面を思い出して下さい(^^♪
そこは、ハイジがお爺さんと暮らす山小屋の屋根裏。
丸い窓には、雪が吹き込んで積っています。
お爺さんは、新しい干し草でベッドを作り直し、パーっと白いシーツを広げ包み直してくれました。
そこに飛び込む、ハイジ。
干し草の香りが、ハイジを記憶の中の牧場の光景へと、いざなります。
広がる緑一面の世界。牧場に吹く風を思い出すあの場面です。(遠い遠い、遠〜い私の記憶なので、少々実話を塗り替えてしまっ
ているかもしれませんが、そこはご容赦下さい<m(__)m>) しあわせ気分が満ち溢れ、新しい季節を待つ楽しみで、思わず足を
バタバタさせてしまうハイジの気持ち。そして、実際に草の絨毯に 寝転んだ事もないのに、そんな気になってしまう『この気持ち』。 写真手前の膨らみを伸ばす様な気持ちで、実際に両腕を大きく滑り
込ませて頂くと、『この気持ち』、分かって頂けるかと思うのですが …(^^♪ ぜひ皆様にも、体感して頂きたいと思い、ご紹介させて頂きました。
このギャッベ(シャクルー サイズ:293×203cm)は緑のグラデーションが美しく、と
てもしなやかで、若草の様に柔らかです。 春を心待ちにしているからでしょうか。
お部屋にて、『レース越しにお日様の光と風を感じるのが、さぞかし心地よいだろう』と、私もハイジの様にしあわせ気分を思い描い てしまった次第です。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2022.01.18
あえてグラデーションではない”ぼかし”
大胆な色の切り替えが印象的なギャッベです。
黄・青・赤・緑・グレー
草木染めの糸で織り込んであるギャッベに、単色という表現は無いと思うのですが、あえて言うと、5色の領域に分けられた配色になっています。
その領域の境界を、きっちりでもなく、グラデーションでもなく、あえて・・・
廻りの色の部分はスライドでもしたかの様なぼかし具合にし、
中央のグレーの部分は一回り大きな透けた白い布を被せた様にも見えるぼかし具合など、
モダンアートな感覚がする1枚です。中央部分を近くで見てみると、白糸だけでぼかしているのではなく、特に緑の領域辺りなどは、隣り合う青と赤の兼ね合いからか、黄色系の点と点でぼかされています。一見、単純そうに見える配色ですが、かなり手が込んでいることが分かって頂けると思います。
模様は、黄・青・赤・緑の領域に、それぞれワンポイントになる程度の『木と鹿』『鹿と鹿』『人と鹿』『木と鹿と木』が織り込まれています。それがまた、それぞれの領域を引き立てていることも大きなポイントと言えるでしょう。
特に赤の領域に織り込まれている『人』は大胆な色の切り替え同様に印象的です。
このギャッベ(アマレ サイズ:200×152㎝)のふかふか感も見逃してはいけないポイントですので、実際に手に取って見て頂きたいと思います。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2022.01.03
寅顔ギャッベ??
謹んで初春のお慶びを申し上げます
店内のバーに掛けてあるこのギャッベを、じ~っと見ていたら、どことなく寅の顔が浮かんできました。そこで、輪郭と目と鼻を描いて合成してみたのですが、いかがでしょうか。どことなく、そんな気がしてきませんか(^^;)
このギャッベ(アマレ サイズ:199×148㎝)、モスグリーン系の色をしているのですが、模様がカメラをかく乱させるせいか、写真を撮ると、どうしても肉眼の色と違った色合いで写ってしまうので、何度も何度も撮り直しをした手ごわいギャッベです(^^;)
色合いを含め、バーに掛けてある時と、床に敷いた時の印象がかなり違って見えるギャッベですので、是非、実際に床に敷いた感じを肉眼に納めて頂きたい1枚です。
さて今年のお正月は、皆さまはどうお過ごしでしょうか。
私は元日に、ギャッベミュージアムから車で20~30分ほどの距離にある、津島神社へ行ってきました。年末から年始にかけて雪が降ったからでしょうか。空気がとても澄んでいて、真っ青な空の元、参列に並び初詣をしてきました。津島神社は、徐疫、授福の神である牛頭天王信仰の総本社です。日本三大川祭りの一つに数えられ、氏神と仰いだ信長も見たとされる、尾張天王祭りでも親しまれている神社です。
楼門は秀吉が、南門は秀頼が、本殿は家康の四男の松平忠吉が寄進されたとされている、三英傑を生んだ地ならではの歴史ある神社です。
ご自身と御家族様の無病息災と、お気に入りのギャッベに出会えるよう御参りして頂いた後、是非ギャッベミュージアムに立ち寄って頂けたらと思います。ギャッベミュージアムでは、本日1月3日から10日までの期間限定で、お年玉企画を開催しております。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.11.16
色マジック 一枚だけでギャッベ美術館
入荷したてのギャッベ(ルリバフ サイズ:209×154 )です。
商品一覧の写真を見ると、外回りが少し紺色の様でもあり、グレーの様でもあり・・・
でも、肉眼で見ると実際は緑色です。“ビリジアン”って言うのでしょうか、この緑色。
その緑色の枠の周りを、えんじ色の様な深い赤が縁取り、その濃い赤の周りを、明るい緑が縁取っているので、写真で見ると暗めに写ってしまうのかもしれません。さて、主役の柄ですが、54の四角い絵の様な織が組み合わさっています。前回のブログでも四角い織が奇麗に並んだギャッベをご紹介しましたが、配置の仕方は同じなのに、雰囲気は全く違った感じがします。
1つ1つがとても細かく織られていて、光と影を感じさせる絵画の様に仕上がっているので、それが54も集められているこのギャッベは、もうこの1枚全体が1つの美術館のようにも思えます。
ただ、よく見ると図柄に同じものがあることは、割とすぐに気が付かれると思うのですが・・・
さぁ、それでは、その図柄は何パターンあると思われますか?(^^♪これがですねぇ、私は実際に肉眼で見ながら数えたのですが、5つ目ぐらいから判らなくなってしまいまして・・・(^^;)
違う図柄と思ってカウントしたものの、少し経ってから「あれぇ?もしかしたら、さっきのって、色違いの同じ図柄だったかも・・・」と。
それで、数えたがり屋の私のスイッチがはいってしまいまして、写真を凝視しながら数えてみました。しかし、これがまた一筋縄では判別出来なくて・・・(^^;)
色使いというものは不思議なもので、パッと見ただけで直ぐに色違いと判別できるものもあれば、中には全く違った図柄に見えるものがあったりもします。また、違う図柄なのに、色使いを同じようにしたら同じ図柄のように錯覚してしまったりと。
色のマジックに惑わされないように、紙にマス目まで書いて、写真を拡大したり見比べたりしながら数えたところ、私としては12パターンあるという結果に落ち着きましたが、実際はどうなんでしょう・・・ね(*^-^*)
このギャッベは、パッと見れば緑色のギャッベと言ってもよいと思いますが、細かく沢山の色が使われているので、リビングに敷いた場合も、ソファーやクッション等との色コーデは、意外にし易いように思います。
黄色や緑色との相性はもとより、私がお勧めしたいのは“水色コーデ”です。織の中にさりげなく所々に水色が存在しているので、とてもお洒落な空間になりそうじゃないですか?(^^♪
また、紫系の色コーデも素敵かも(^^♪お部屋の周りの色使い次第で、雰囲気がガラリと変わるのも、ギャッベの特徴ですね。
今回私は、写真を使って疲れる程1つ1つを凝視してしまいましたが、普通はそんな疲れる事はしませんよね。
本来ギャッベ自体が、心癒される敷物です。
『時折細かい部分に眼を向けて楽しむのも良しですし、1枚を全体的に大感するのも良し』と、鑑賞しつつ日常を楽しんで頂けたら、きっとギャッベも喜んでその家に馴染んでいくのかなと思いました。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.10.12
成熟した美しさ ザクロのギャッベ
ギャッベの文様の中で、子宝に恵まれ、一族が繁栄するという意味があるザクロ。
ザクロは世界各地で栽培されていて、トルコから中東にかけては特にポピュラーに栽培されているそうです。熟した果実に多数の赤い種子が入っていることから、世界的にも子宝のシンボルとされている縁起の良い木として昔から庭に植えられている事が多いようです。
そして、花木として愛でられ、果実が熟して割れる美しさも、世界中の人から好まれている一因のようです。さて、このギャッベのザクロはと言うと、果実は大きく艶やかに丸く膨らんでいて、落葉樹なのに葉がまだ瑞々しく茂っているところからすると、ちょうど今ぐらいの初秋の頃かと察します。
これからどんどん秋が深まり、そして葉が黄色くなり、果実が熟し、厚くなった果皮が不規則に裂け、宝石のような赤く透明な果肉の粒が現れるのを楽しみにしている頃でしょうか。
とは言え、遊牧民の生活上、庭に植えられた大樹の光景はミスマッチのようにも思えることから、これも織子たちの願いと想像が創りだした大樹なのかもしれませんね。
このギャッベ(サイズ:151×206㎝)を全体的に眺めてみると、力強い生命力と同時に、膨らんだ果実を、少し丸めた手のひらで撫でてみたくなるような美しさも感じます。
そして、よくよく眺めていると左右対称になっていることに気が付き、織子たちの苦労を察したりもします。
そして、私なりに見つけたワンポイントがあるのですが、そこは、右下の枝の部分。
左側には無い影が右側の枝にあるのを見つけました。
このほんの少しの影があることで、左右対称の絵柄に更に立体感が生まれ、力強さに繋がっているように思いました。もし、近くにこのギャッベを織った織子さんがいらしたら、「気づきましたよ」と伝えたい気分になりました(*^-^*)
左右対称柄なので、縦にめくってみましたが、このギャッベも、裏が綺麗です。
ちなみに、ザクロの花言葉は『成熟した美しさ』だそうです。全体を眺めながら、その花言葉に思わずうなずいてしまいました。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.05.04
新緑のギャッベ
今日は”みどりの日”なので、新緑のギャッベをご紹介します。
枝自体に葉が付いている訳では無く花が咲いているのですが、
深い緑の周りに艶やかな黄緑と白がマッチしていて、
近くで見ると、とても爽やかな雰囲気がします。羊毛は綿の感触とはまた違うので、黄緑の辺りなどは新芽の様な柔らかな手触りです。
もちろん、深い緑のところも柔らかいですけどね(笑)細かい織で、あえてグラデーションを意識してデザインしているところと、
草木染めの濃淡をうまく織り込んで立体感を出しているところと、
それを不規則なパッチワークで上手く繋いでいる一枚(アマレ サイズ:182×122cm)です。そして、このパッチワークのつなぎ目が、なんとも可愛く、そして優しい色使い。
色々な色合いの糸で縫い合わせているかのように織って行くって、
織子さんたちの頭の中には、どんな図面が浮かんでいるのでしょうね。特に、この角のかぎ型。
なんとなく「見~つけた♡」って気分になりました。今朝は、新緑も映えるいい天気。ギャッベ同様、癒されます。
コロナ禍で、折角のGWなのに家族や友達と会えず、淋しく思っている方々も多いと思いますが、
この空は、ずっと続いている同じ空です。
密にならずして共有できる貴重な存在。
ギャッベの織子さんたちの住むイランでも同じ空が広がっていると思うと、
空を見るって、IT通信よりも早いスピードで共有できる素晴らしい手段ですよね。
イラン・シラーズの天気も今日は晴れです。同じ空を見ている人いるかな~。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.03.16
ギャッベ 一枚の出会い
初めまして、
ギャッベショップ ワタシンの鈴木です。
桜の便りが届く季節になりました。
お日様の匂いを感じながら、外に干したお布団に転がりたいと思ったことはありませんか。
でも実際のところ外に干すと、花粉や黄砂の心配をしなくてはいけない方もいらっしゃいますよね。
そんな方にも見て頂きたい、一枚の絨毯を今日、見つけました。
真ん中に、すうーっと伸びた木が一本。
太陽が描かれているわけではないのに、春の陽だまりのような、お日様の温もりを感じました。
細かく織られた、ほわんとしたグラデーションの魔法なのかもしれません。
ここに飛び込みたい。
そして、若草が生える大地の上の様に、ゴロゴロと転がってみたい。
そんな衝動にかられつつも、店頭なのでグッと堪えましたが、
家の中なのに、春の日差しに頬ずりされているような光景が見える絨毯だと思いました。
実は私、
人生とっくに後半を迎えているにもかかわらず、
数日前まで、『ギャッベ』という言葉を知りませんでした。
でも、店頭でギャッベを見たら「な~んだ、これなら知ってる!そんな名前だったんだ」と。
そして、小さな子供が覚えたての言葉を何度も得意気に繰り返し話すように、ここ数日は私も『ギャッベ』を連呼しています(笑)
そして、そんな私が選んだ一枚目のギャッベが、これ(カシュクリ サイズ:234×159cm)です。
これから沢山のギャッベに出会い、
少しづつギャッベのことを学び、
そして皆さんに、少しでも多く『ギャッベの魅力』をお伝えしたいと思っています。
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