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2023.07.25
ギャッベランドスケープ ラクダ
連日、”30年・40年前とは違う猛暑日”が続いていますが、皆様い
かがお過ごしですか? 私はクーラー・扇風機の恩恵を受けながら、先週辺りから始まった
新ドラマを見たりしています。
その中で、もともと内容を知らずに、何となくつけた1つのドラマで、なんと遊牧民と羊が登場しました。最近ギャッベとのご縁で、遊牧民の姿に敏感になっていたこともあり、イランよりも少し東の国の話のようですが、このドラ マを注目して見ることになりそうです。
その第1話では、”無用な殺生は禁じられている羊”の扱われ方を垣間見ることが出来ました。
第2話ではラクダが登場。…という話の流れで、
今回はラクダが主人公のギャッベ(カシュクリ サイズ:195×150cm)をご紹介させていただきます。 ドラマに出てきたラクダはフタツコブラクダでしたが、ギャッベの
文様のラクダはヒトツコブです。
調べたところ、日本の動物園ではフタツコブラクダが多いのですが、世界的生息率は90% がヒトツコブラクダだそうで、いかに自分が欠片の情報の中で生き ているのかと気付かされました。
時折、ギャッベに織り込まれているライオンは、織子さんが、実はライオ ンを見たことがないので部族の長の顔に似てしまっているような話 を聞きますが、”広い世間・世界”を知らないのは実は日本人の方なのかも しれませんね。 ギャッベのラクダ文様には、『キャラバンの列は成功への証。豊か
な暮らしへの想い』が込められています。
このギャッベの中では、そのラクダの列が、シンプルに広がる大空と大地を2分し、黙々と歩いて行く様が表現されています。日本で は見ることが出来ない、雄大な光景ですね。 一枚のギャッベの中に見る一つの大きな大きな風景。
本来なら、こんなに緑茂った大地では無いはずですが、希望も込めた一枚のアートがお部屋に敷かれていたら、素敵ですね。 そしてワンポイント。
広がる緑の一番下に、赤い花のようなものが織り込まれています。以前調べたのですが、どうやら、この花は、ひなげし。
そして、ギリシャ神話を由来とするひなげしの花言葉は、『心の平穏 』『いたわり 』『思いやり』。
この気づかない程の赤い花にも注目して、再度、そして何度も、このギャッベを見て雄大な世界を堪能して頂けたらと思います。 追記
人はコブとコブの間に乗るのではなく、コブの上に蔵をつけて乗るようです。
そして、フタツコブラクダよりも、ヒトツコブラクダの方が性格が穏やかな分、家畜に向いているとのことです。
地球温暖化で日本も砂漠化し、40度を超す日が珍しくなくなる日も遠くないかもしれません。
今の時代、砂漠ではラクダに代わって4WD車が活躍していますが、エネルギーの視点に眼を向けると、4WD車に代わってヒトツコブラクダのお世話になる日が日本にもやって来る…かもしれませんね。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2023.07.14
文様が楽しすぎるオールドギャッベ
オールドギャッベの楽しみ方は人それぞれ。
アンティークなお部屋はもちろん、今風のさっぱりしたお部屋に敷いても、 さりげなくお洒落ですね。
ちなみに、私が初めてオールドギャッベに出会った時には思いもしなかった楽しみ方は、”じっくり見て発見する”事です。 今回ご紹介するギャッベ(オールドギャッベ サイズ:190×146cm)は、見たとき毎に新しい発見がある…
と言うより、あり過ぎるギャッベなのですが、今のところ私が気になった楽しい文様を一部ご紹介させて頂きます 。 先ずは、この文様です。
とにかく私は、最初に見た時は象?と思ったのです。イランの遊牧民に象って、なんでだろうって。そして、 結構長い期間、そう思っていました。
ところがある時、何気なく隣にもいる象らしき文様に目が向いたとき…もしかして象ではなく鹿 でしたか?と。
身体は前を向いているけど、顔だけ後ろを向いていて、口かと思っていたのが耳で、鼻かと思っ ていたのが角だったりしてと。よくよく考えれば、象だって長い鼻 は1本のはず。2本も有ったら変すぎますよね(笑) 次に、この文様。
多分、女の子だと思うのですが…腕の曲げ具合、そして手のひらの向け具合が面白すぎませんか。
腕がまっすぐ伸びた文様も有るのですが、先程のを見た後だと、とっても普通に見えてしまいます。
さらに、こちらの女の子の腕は、少し丸みおびていて、最初に見て頂いた女の子より物腰も柔らかな 感じがします。 それから、こちら。
小さな孔雀が2羽居るように思うのですが、その右側にいる大きな鳥は「何者ですか?」と聞きたいです(笑) 全体的に見ると、
生命の樹を中心に、人や動物が集まり、そしてそこには魔除けの文様が沢山施されている温かみのある図柄でありな がら、四方の四隅を濃紺で締めたことによって、さらに中心の黒い 樹の幹がスッと美しく、キッリっとした印象に見えませんか。 ただ、個々を見ると、笑えてしまうのです。
ハイビスカス?蝶々?シマウマ??
色々な方と研究してみたい文様が、まだまだ沢山ありますが、今回は最後にもう一つだけ皆さまにもお尋ねしたい文様が…。電動 コイル?では、ありませんよね。何でしょう〜(笑笑) ひとりで見つめだけでも楽しいですが、ご家族やお友達と一緒にゲー
ムのように眺めていただくのも、もっと笑顔になれる楽しみ方のひとつかと思います。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2023.07.03
夢見る草原を90×66cmの中に織り込んだギャッベ
ここ名古屋地区では、ゲリラ豪雨のさなかに鳴り響く雷にビクビクしていたのは、ほんの数日前のこ
と。一転して、昨日今日の太陽は、ここぞとばかりにサンサンと照 りつけていますが、皆さま体調を崩さずお過ごしでしょうか。 今回は、私の遠い記憶の中にある、『夏休み中の出校日に、校庭に
生えていた草』を思い出してしまった(笑)ギャッベをご紹介させ て下さい。 夏休みに入る前までは何も生えていなかったのに、生えたばかりの
草だけでなく、色濃く頑丈そうな草が目の前に広がっていて、「 これを、今日の掃除で抜かなければいけないのか〜」と、ため息が 出てしまった時に見た遠い記憶の光景。(もし、共感して頂ける方がいら したら、嬉しいな〜(笑)) 「え〜っ!こんな暑い日に、簡単に抜けない草掃除。この草、どこまで続い
てるのよ〜」と、子供の時に思ったその光景が、今日このギャッベ (アマレ 90×66cm)を見たら浮かんでしまったのです。
これは、このギャッベに文句を言いたい訳ではありません。単純に、今朝の出勤の時がモーレツな暑さだったからだと思います。 そもそもですが、草掃除したくないという発想自体、贅沢な感傷だ
とギャッベに携わるようになり気づきました。
遊牧生活をしなければ草にありつけない人達にとって草は大切なものです。その草が、 新旧生い茂り、遠くまで広っがっている光景は、 そうそうあるものではなく、夢のような状況であると、私は自覚し ないといけないはずなのです。(ただ、今朝の出勤ばかりは、暑すぎたために原風景が現れてしまったとご理解いただけますと幸いです。) さて、
先程、濃い緑を、簡単に抜けない草と表現してしまいましたが、ギャッベは光マジックを持っていますので、向きを変えると明るさが 変わります。
明るさが変わると…あ〜ら不思議。ピクニック気分でお弁当を広げて座ったら、さぞかし気持ちいいだろなと思えてきました。 全てがシンプルそうですが、手前にいる女の子と奥にいる女の子を
見ると、どことなく、奥の子の方が力持ちに見えませんか? 裏を見ると、鹿が丁度ライオンの背に乗っていたりして微笑ましい ですね。
文様も、四隅にポン、ポン、ポンと。そして中央にシンプル中のシンプルな生命の樹が配置される事で、クッと締まりが出ています。
手前にいるしかの前方には、道で誘導するかのように、すこし違った色合いの緑色が織り込まれているのですが、私の撮った写真では 全く伝わりそうにないのがとても残念です。
冬の頃には、思いもしなかった草取りという発想ですが、お客様と一緒に向きを変えたり、お話をしたりしながら共感していただけたら、こんな嬉し いことはありません。 ぜひ、実物を見ていただきたく、ご来店をお待ちしております。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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