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2022.04.26
毎日が見頃 藤色のギャッベ
以前、グラデーションがラベンダー畑のようなギャッベをご紹介させて頂きましたが、今回は、またひと味違った紫色のギャッベをご紹介させて頂きます。
と、その前に・・・。
ギャッベミュージアム(ぐっすり屋ワタシン蟹江店)から車で23分、ぐっすり屋ワタシン津島本店より車で6分の所にある津島市天王川公園の藤が、いま見ごろを迎えています。ギャッベミュージアムからの帰り道に立ち寄って頂くのも良いかと思い、先にご紹介させて頂きました。
さて、本題のギャッベ(アマレ サイズ:285×218㎝)ですが、紫は紫でも赤紫系の紫のストライプとグラデーションの組み合わせといった感じでしょうか。
生命の樹と山羊、そして窓や井戸を表す四角い文様がストライプに沿って織り込まれているのですが、花が咲いている生命の樹が藤の房の様にも見え、又粒々が判るグラデーションが小花の様にも見えたものですから、この時期、藤の見頃が終わってしまう前にと思い、このギャッベを選びました。
ちなみに、天王川公園の藤は、白・ピンク・薄紫・濃い紫と、品種の数も多いので色々な花色を楽しませてくれるのが見所でもあるのですが、こちらのギャッベの紫も、言葉で言うには難しいほどの色々な紫色が広がっているのが見どころです。
目を凝らすと、グラデーションの具合も、ひと粒ひと粒が判る感じでありながら、それを引き立てるために、その周りにとても色々な紫が使われていることが判って頂けるでしょうか。
また、ステッチに黄緑色が使われていることで、知らず知らずのうちに、植物の藤が浮かんだのかもしれません。
生花には、瑞々しい見頃の時があるからこそ、それを見られる機会は貴重なひと時に成るとも言えるでしょう。
しかし、そんなひと時を、毎日感じさせてくれる敷物がお部屋にあったら・・・それもまた、幸せな時間と空間だと思います。
夕方、小雨が降ってきたので、花の具合が気になり、再び藤を見に行ってきました。
コロナの影響で今年のライトアップは中止されていましたが、カメラを構えた方が何人もいらっしゃいました。
今年の開花は例年より1週間以上早かったので、ゴールデンウィーク後半の頃には“花筏”になっているかもしれません。
ギャッベミュージアムへのご来店と共に、早めにゴールデンウィークの日程に組み込んで頂くことをご提案させて頂きます。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2022.04.19
幅58cm 茶色のギャッベ
梅に桃に桜…最近ではアーモンドなどの果樹の花も街で見かけるようになりましたが、 そろそろ木花も終わり、新緑へバトンタッチする季節になりました。 思い返すと小学生の頃、この時期は写生大会が恒例でした。なぜ今、写生大会の話?(^-^;実は今回ご紹介するギャッベですが、肉眼で手の届く距離から見ると、” 絵の具の茶色で塗った地面”を思い出したからです。 園児の頃の1本のクレヨンで塗ったのではなく、中学生の頃の技法を取り入れたタッチでもない。
本来、主役は桜になる趣旨の写生大会だったのに、いざ画板から画用紙を外して提出しようとしたら、 殆どが茶色になってしまっていた絵。(^^;) 目の前に見える光景を素直にとらえ、「影やデコボコも描いたよ」 と言わんばかりに、色々な茶色を使ったのに、 肝心の桜の木は自分より背も高く遠くにあるから、 細かいことなど気にせず大体で描いた結果かな(笑)… って感じの色合いのギャッベなんです。 なので、ブラウンとかアーモンド色とか、おっしゃれ~な色イメージよりも、茶色!(^-^)ただ、写真で撮ると…。
色々とレンズの向きを変えたり、場所を変えたりもしたのですが…。
遠目で撮ると割と近い色になったりもするのですが、アップ写真で撮ると、どうしても肉眼の色が出てくれません。(-_-メ) それで私なりの苦肉の策として、”写生大会の地面の色”と表現を させていただきました。(^-^;
写生大会という言葉を、懐かしく思われた方もいらっしゃると思います。笑いながら皆様にもイメージして頂き、少しでも”茶色ぐあい”が伝わっていれば幸いです。 さて、このギャッベ(カシュクリ サイズ:84×58cm)の本来の主役は生命の樹。
画用紙2枚分ぐらいのサイズの特徴を活かしてか、 枝ぶりが長方形に収まっていて、モダンな感じがします。
アップで見るととても愛らしい山羊たちですが、全体からとらえると、少し大人っぽくなって見えるから不思議です。 素材である羊毛の艶や草木染の複雑な色あわせ。そして、そこに多様な光が当たることによって印象が変わるギャッベは、見てて本当に面白いです。 玄関ドアを開けた時は重厚な感じがするのに、靴を脱ごうと腰掛けると、愛らしい動物が心を和ませ、 そしてなんとも言えぬ座り心地の良さが「おかえり・いらっしゃい」と迎えてくれる玄関マット。 同じ物でも、ギャッベの用途は多々ありますが、玄関が西向きで、そんなに間口が広くないお宅におススメしたい一枚です。 ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2022.04.12
踏んじゃってもいい花畑 Step on the GABBEH
上の写真は、当店より車で15分程の所にある弥富市の三又公園です。近年話題のネモフィラも素敵ですが、毎年ピンクの絨毯のように広がる芝桜が見事な公園です。
この日は、薄いピンクがまだ蕾でしたが、そろそろ花盛りの頃と思います。近くに美味しい鰻屋さんもあるので、私の好きな場所でもあります。
さて、今回ご紹介させて頂くギャッベは、初めて見た時に、芝桜の公園が目に浮かんだギャッベです。
実際のお花畑を踏むわけにはいきませんが、このギャッベ(アマレ サイズ:96×67㎝)は、踏んでもらうことにこそ、生まれてきた意味を見い出す芸術品です。
サイズ的には、玄関に敷こうかなと思われる方が多いと思います。色合いは、幸せを家の中に運んでくれそうなピンクのストライプです。
以前、新築住宅のCMでピンクの縞々模様の玄関マットが使われていた画面を見た時に、「これこそが幸せの代名詞なのかもしれない」と、その時思ったのですが、このギャッベは正に、それによく似た配色をしています。
羊は遊牧民にとって単なる家畜ではなく幸運を招く吉祥のシンボルです。そして鳥は、神の使いや愛のシンボルとして、幸福や喜びを表すとともに楽園の存在を象徴するものとされていますので、“豊かな明日の訪れや家族の幸せを願う”このギャッベの織子さんの想いも詰まった玄関マットと言えるでしょう。
裏を見ると、ゾランヴァリのライオンもお花畑を楽しんでいるかのようで、見ているだけで幸せ気分になりました。
花が咲き乱れだすこの季節、家の外でも中でも、“小さな幸せを感じられること”が幸せなんでしょうね。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2022.04.05
ギャッベの故郷 春の大移動が始まる頃
ギャッベの故郷イランでは、春分の日がお正月。そして、お正月行事の終わりは、新年13日のスィーズダフ・ベダル(戸外の13日)といって、屋外に繰り出す習慣があるそうです。そしてそれが、春の大移動の始まりになります。
豊かな暮らしを求め、冬の宿営地から夏の宿営地に向けて、およそ300kmの道のりを主役の羊や山羊600~700万頭とも言われる数を連れての大移動。
そしてその大移動中、人や荷物を運ぶのがラクダの役割。ラクダの数も、多いほど、成功している大きなキャラバンの証になるため、そうなるように想いを込めて、ラクダの文様は織り込まれているそうです。そしてこのギャッベ(アマレ サイズ:193×153㎝)も、丁度これから3週間ぐらいの春の大移動の様子が映し出されているように思いました。
たとえばこの辺り。
大きく広がる岩山の大地も、冬の寒さから解放され、おとずれた春の趣を感じるようなグラデーション使いがされていると思いませんか。
日本では、春の日の出まえを曙と言いますが、山の稜線が黒ではなく紺色に成り、そしてその稜線の周りが薄むらさき色に変わる頃。日の出を待ちながら迎える“静かな時間”が流れているような・・・そんな“空気感”を感じました。また、主役のラクダの周りにも、織子さん達の想いがたくさん詰まった、ギャッベならではの文様が多々見受けられますね。
ラクダの中では、私としては、このラクダさんが一番イケメンのように思うのですが、ひとつひとつのラクダをじっくり見るのも楽しく、飽きが来ないのもギャッベの不思議な魅力ですね。
ついでにラクダの裏を見ると、織目の数がとても判りやすいギャッベです。
昔と違って近年のキャラバンでは、ラクダに変わってトラックが荷物を運ぶようになったそうですが、豊かな緑、豊かな暮らしを求めて移動する遊牧民の心根は、きっと今も昔も変わっていないでしょう。
今年の春の大移動の先にも、たくさんの幸せが待っている事を、私も願いたいと思います。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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