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2021.10.26
今日は、『黄金色が揺れる大地』のように見えます。
ギャッベミュージアムがある蟹江町は、道の周りには田畑が残る地域なので、この季節はどうしても稲穂が黄金色に実る光景と重ねて見てしまいそうな色合いのギャッベです。
だだ不思議なことに、夏の頃には、この同じギャッベを、キャンプ場でハイキングに出かけた際の途中の山あいで見かける、休憩したくなるような場所のように思って見ていました。
このギャッベ(カシュクリ サイズ:200×152㎝)は、基本的には黄色だと思うのですが、草木染の複雑な色合いや毛並みが、風の動きや、大地のしなり具合をうまく表現しているように思いますので、同じ物が同じ場所に敷いてあっても、時ごとに感じ方が変わるのかもしれませんね。
いかがですか、この感じ。とてもとてもシンプルな模様です。しかし、生命の樹の輪郭が、引き立っていて、かつ、樹も樹の周りも深みがありますよね。
そして、もう毎度のことに成りましたが、裏返して敷いても、何の問題もないほど、美しい裏!!
今年は秋を通り越して一気に冬になりそうでしたが、最近は少し持ち直して、一雨ごとに一歩一歩秋が深まっているように思います。
明日になり、更に来週になると、このギャッベを見ながら私の脳内はどのような光景を映し出してくるのか、今から楽しみでもあります。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2021.10.19
季節の移り変わりを感じるギャッベ
昨日の朝、ここ名古屋地方は突然冬になったかのように寒くなりました。
ニュースを見ていると、北の地方では、初雪が観測された所もあったようなので、今年は秋が無いのかと心配しましたが、今日は秋らしい気温なのでホッとしています。
ひつじ雲らしき光景が空に広がり、食いしん坊な私の体感で恐縮ですが、爽やかな秋の空気がとてもおいしく感じました(^^♪それで今日は、季節の移り変わりを感じつつ、季節の移り変わりを表現しているようなギャッベをご紹介しようと思います。
イランの地で暮らす織子さんと、日本で暮らす私たちとでは、季節の感覚は当然違うとは思います。ただ、このギャッベを初めて見た時、12枚の四角が12か月を表しているように思え、それぞれの四角いグラデーションが、”天と地”を、”季節と季節”を繋げている様に思えました。あれが1月で、これが2月という訳では無いのですが、絶妙なグラデーションが、その時の気温や体調がもたらす”気持ちのツボ”みたいな部分に入ってくる気がした次第です。
それぞれの四角を繋ぐ木と花、山羊とラクダの文様が、何ともほっこりさせてくれるからでしょうか。
このギャッベ(アマレ サイズ:243×205㎝)を見ていると、リビングに敷いてあり、その上でゆったりくつろいでいる光景を、つい想像してしまいます。
季節を問わず敷くことが出来るギャッベですから、10年20年30年・・・いつの間にか空気の様な存在になっているかもしれません。
ただ、楽しい気分の時には話かけてくる様な、気分的に温もりを欲している時には温かい色のグラデーション辺りを知らず知らず触らせてくれて癒してくれそうな・・・なんとなく、家族の移り変わりも見守ってくれている存在になっているような光景が目に浮かびました。個人的には、もうしばらくは秋を満喫してから冬になってほしいなと思いながら、このブログを書いておりましたが・・・なんと、いつの間にか外が雨になっていてびっくり!これぞ”秋の空”と呼ぶにふさわしい天気の移り変わりになりました。
ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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2021.10.12
成熟した美しさ ザクロのギャッベ
ギャッベの文様の中で、子宝に恵まれ、一族が繁栄するという意味があるザクロ。
ザクロは世界各地で栽培されていて、トルコから中東にかけては特にポピュラーに栽培されているそうです。熟した果実に多数の赤い種子が入っていることから、世界的にも子宝のシンボルとされている縁起の良い木として昔から庭に植えられている事が多いようです。
そして、花木として愛でられ、果実が熟して割れる美しさも、世界中の人から好まれている一因のようです。さて、このギャッベのザクロはと言うと、果実は大きく艶やかに丸く膨らんでいて、落葉樹なのに葉がまだ瑞々しく茂っているところからすると、ちょうど今ぐらいの初秋の頃かと察します。
これからどんどん秋が深まり、そして葉が黄色くなり、果実が熟し、厚くなった果皮が不規則に裂け、宝石のような赤く透明な果肉の粒が現れるのを楽しみにしている頃でしょうか。
とは言え、遊牧民の生活上、庭に植えられた大樹の光景はミスマッチのようにも思えることから、これも織子たちの願いと想像が創りだした大樹なのかもしれませんね。
このギャッベ(サイズ:151×206㎝)を全体的に眺めてみると、力強い生命力と同時に、膨らんだ果実を、少し丸めた手のひらで撫でてみたくなるような美しさも感じます。
そして、よくよく眺めていると左右対称になっていることに気が付き、織子たちの苦労を察したりもします。
そして、私なりに見つけたワンポイントがあるのですが、そこは、右下の枝の部分。左側には無い影が右側の枝にあるのを見つけました。
このほんの少しの影があることで、左右対称の絵柄に更に立体感が生まれ、力強さに繋がっているように思いました。もし、近くにこのギャッベを織った織子さんがいらしたら、「気づきましたよ」と伝えたい気分になりました(*^-^*)
左右対称柄なので、縦にめくってみましたが、このギャッベも、裏が綺麗です。
ちなみに、ザクロの花言葉は『成熟した美しさ』だそうです。全体を眺めながら、その花言葉に思わずうなずいてしまいました。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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イラン遊牧民の手織り草木染めじゅうたん、ギャッベ(gabbeh)300点常設展示販売! ゾランヴァリギャッベ専門店【ギャッベ美術館 GABBEH MUSEUM】三重県・名古屋市からも楽々アクセス! 愛知県海部郡蟹江町城1丁目553 ワタシン蟹江店2F 営業時間:10:00~19:00【水・木曜定休】 -
2021.10.05
賑やかなのに落ち着いているギャッベ
例年ならまさに行楽日和。ただ残念ながら、去年に続き今年の秋も、楽しむためには工夫が必要のようですね。
そんな中、遊園地のエントランスコートの様な賑やかなギャッベを見つけました。
夢の国への入り口。
ここを歩いて通り抜けて行くうちに、堅物そうなおじさんの御顔も、不思議と緩んで笑顔になっていく魔法のゾーンです。色合いがどうとか、同系色が良いとか反対色が良いとか、大人が頭でごちゃごちゃ考えた色で描いているというよりは、子供が今の気持ちのままクレヨンを走らせたような無垢な色選びがされた場所。凝り固まった気持ちで見ると、なかなか手が出せない色選び。でも、そこを通り抜けて行くうちに、澄んだ気持ちを取り戻してくれる貴重な場所。
そんなエントランスコートに似ているなと思った玄関マットサイズのギャッベ(アマレ サイズ:89×62㎝)です。
ただ、
単なる無垢な色彩感覚だけで終わっていない様に見えたのが、このギャッベのもう一つすごい所。
子供が地面を描こうとするとき、よく茶色を使うように、このギャッベも背景が茶色、なのですが・・・。草木染の奥深い色合いの茶色の糸を更に複数使い、そして手織りゆえの趣が、なんとも落ち着いた感じにまとめてくれています。そして、そのまとめの総仕上げとして、上下左右に違ったステッチを施しているところなどは、大人の職人のこだわりさえ感じる仕事ぶりです。
行楽に出かけて、気分転換しリフレッシュ出来る事に越した事はありませんが、
日常の中で、玄関マットを通ることで気持ちを切り替えられるゾーンがあるのもいいかなと思います。ギャッベショップ ワタシンの鈴木でした。
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